2019年11月 6日 (水)

戦争と女性

ゆうまつどフェスタ 講演会
戦争と女性 11月3日(日) 講師:中原道子さん メモ


韓国では歴史を伝えようとしている
民主人権記念館
植民地歴史博物館(日本人の案内もある)



学生が聞く「植民地とは何ですか?」と。それくらい歴史を教えていない証拠。


近代日本は実に良く戦争をした。
今日まで戦争が無かったことは本当にありがたい。
1931 満州事変
1933 国際連盟脱退
1937 日中戦争始まる

侵略とはシンプル、相手国の許可無く国境線を越えたら、それは侵略である。
日本は国際連盟から非難を浴び、むくれて脱退した。

戦争は軍部が始めるのではない。
国家が戦線布告しなければ始まらない。
天皇が許可したので、当然戦争責任はある。
しかし流石に東京大空襲や原爆投下があり、謝って戦争をやめようとしたが、内閣総理大臣(吉田)から止められる(ヒロヒトの日記より)。


東京裁判でさえ、天皇は裁かれなかった。
マッカーサーは天皇を活かし(利用し)日本を統治しようとした。
ヒロヒトは、謝らず裁かれず亡くなった。

そこで女性の話だが、戦争は男が起こす、男が考える。

戦争につきものは強姦。

戦争は他国に侵略して人を殺すという、とてもおかしな行為。

民間が経営していた慰安所、やがて日本海軍、日本陸軍が買い取った。
公文書燃やして証拠隠滅を図ったが、それでも証拠は残った。1931年

日本は積極的に慰安所を開設している。なぜか、強姦が多かったから。

麻生徹男、産婦人科の医師が徴兵された。朝鮮に着くと100名の女性の身体検査を命令された。日記には「朝鮮の慰安士は純粋無垢なもの、北九州からの慰安士はその道の商売女と見える」とある。日本で未婚の無垢な女性を連れて行けば大問題になるが、侵略先では何をしても許される。処女、未婚、女性であれば誘拐して慰安所に、強姦、略奪…

日本の軍部は、酒と女を与えることしか考えなかった。

アメリカは実は日本の軍部を調査している。「図書館はあるか。音楽を聴けるか。」なども調査項目に入っている。

アメリカでも現地の兵隊に慰安袋を送っているが、その中には本をたくさん入れたそうだ。
兵隊文庫なるものまで作られ、戦後本が大好きになったというアメリカ兵が多かったという。大学に進んだものも多かった。

日本は負けたから仕方がなかったかもしれないか、日本社会の貧しさを象徴しているエピソードではなかったかと思う。

千田夏光著「従軍慰安婦」、おそらく日本で出版された最初の衝撃本ではないか。
「女性の人権 アジア法廷」

朝日新聞記者だった、松井やよりさん。
編集部に入社したら社員通用口の警備員から「ここから先は編集部。女はダメだよ」と言われる。そういう時代。男性社会ゆえ、苦労が多かった。


73,000人の兵士がシベリアに出兵した。
出兵統計を見ると、非常に性病が多い。
慰安所の慰安婦は検査と治療されているので、慰安所だけを利用していれば性病にはなりにくかったはず。
娯楽は酒と女を抱くことしかない。新聞・雑誌は軍部は見せない方針だったので、日本の情報は兵士に入らなかった。

書籍:「戦時・性暴力をどう裁くか」
フィリピンペナン島のホテルが慰安所になっていた。
慰安婦だった唯一の女性がいる。九段会館で行われた"アジア女性法廷"、マレーシアのタブロイド版の新聞を読んだフィリピン女性が名乗り出た。
自分も伝えなければ、と立ち上がる。が、「性奴隷」として記者に追いかけ回され、以来人前には出なくなってしまった。

私のゴッドマザーになってほしいと頼むと彼女は喜んでくれた。

それから付き合いが始まった。

女性法廷の時には、慰安婦とされた女性たちを呼び、5大陸から著名な判事を集めた。著名な判事を1週間留めるのは大変なこと。
多分1億円はかかっただろう。各国が1,000万円出してくれたり、大口のカンパも。なんとか4日間無事に過ぎた。

国連に法廷の報告書を提出した。こんなことはかつてなかっただろう。
国際会議に出席するのは全て男性の時代。

「戦時・性暴力をどう裁くか」は、女性問題を位置づける重要な本だった。


日本の法律でも「未成年を連れ出してはいけない」とあるから、それでも十分裁ける。
国際法でももちろん禁止。しかし裁かれない。
何故か?法廷に携わるのは全て男性だからである。

私たち女性は見過ごしてはいけない。
声を出すことにより救われる人々がたくさんいる。例えば、外国人労働者の女性が置かれている状況を黙っていてはいけない。

吉見義明著「売春する帝国」岩波書店 2019
売買春させられた日本人の、おびただしい数。

戦地では必ず「陣中日誌」が書かれていて、必ずと言っていいほど従軍慰安所のことが書かれている。
健康診断、治療、入院、…慰安婦の人数も368名など細かく書かれており、多くの慰安婦がいたことがうかがえる。

慰安所規定、
支那人 一円、朝鮮人 一円五十銭、日本人 二円
明らかな価格の差。
女性の人権無視、モノ扱い。

日本帝国の性売買組織を作ることにより、維持、継続しようという強い意志が見受けられる。

戦争に負けた時、アメリカ兵向けの慰安所を作り始めた。それを戦地の牧師がアメリカ本土に報告するやいなや、兵士の妻たちが抗議の声をあげた。


書籍:戦場の宮古島と「慰安所」
戦時中、宮古島には17ヶ所の慰安所があった。
当時少年だった男性が、美しい憧れの女性たちが実は慰安婦だったことを知り、碑を建立することに。
碑には説明が12ヶ国語で刻んである。


質疑応答タイム
1、終戦当時4年生頃。パンパンガールがチョコレートやガムを配ってくれた。あれは従軍慰安婦だったのか。
→従軍慰安婦は軍が厳しく管理していた。パンパンガールは独立して働いていたと思われる。

2、パンパンガールも売春防止法が無くなるまで続いたはず。女性たちは分断されてきた。今なお、近親相姦さえ無罪判決が出ている。女性の人権の低さがずっと続いている。カニタ婦人の村、今でも50人くらい住んでいる。性暴力の被害者も含む。

3、慰安婦の碑の最初は?→カニタ婦人の村。昭和天皇はこの事実を知っていたか?→陸空海軍、内閣の情報は全て集まっていたはず。判断や決定もしていた。なので有罪である、と判断された。逆に言えば、戦前の日本で、天皇以外に戦争責任を取れる人はいない。
早稲田大学横のWAM(ワム)に行くと展示がある。

 

<感想>
参加者は見渡したところ、私と同年代は見当たらない 。
こういう話題を聴きに来るのは若い世代はいないのか、
それとも宣伝の仕方が悪いのか…残念でした。

戦時下におけるアメリカと日本の、生活の捉え方の豊かさが大きく異なり、とても驚かされました。
豊かに生きるってことの意味を、日本はずーっと分からないまま、現代に至ってはいないだろうか…

京さんが亡くなって1年…

昨日11月5日は、先輩議員だった中田京さんが亡くなった命日でした。

とても個性が強くて(アクが強い、と言った方が良いかも??)、好かれ

るか嫌われるか極端な女性でしたが、私は大好きでしたし、とても良くし

てもらいました。

生前に”樹木葬”について一般質問していたから、と、京さんお兄さん

松戸市内で樹木葬をしてくれる墓地を探したんですって。

 

京さんは、何時ごろ旅だったんだろう…

そう思うのと同時に、なんてカッコ良すぎる去り方なんだろう!?

だって、現役の議員で、誰にも看取られず、あっさりと…

葬儀には、市長以下3役くらいしか参列せず、ほとんどの人が最期のお

別れをしていないんです。

もちろん私もですけど。

まあ…取り残されたような周囲の京さんファンは、みんな

「そりゃないよ!京さん」

て、思いましたけどね…

 

あまりにも突然だったから、市役所内では「自殺したらしい」なんてウ

サもあったんですって。

うーん、それは正直京さんに失礼だよな〜って思ってしまったけど。

 

私が初めて議員になった時、京さんと私しか無所属の女性議員がいなく

「良かったら一緒に報告会しませんか?」と京さんから誘ってくれた

のです。長年議員を経験してきたベテランと私みたいなシロウトが一緒

に、なんて話にならないんじゃない??と思いながらも、断る理由もな

く、お受することにしました。

第一回目、どうして議員になったか、何をしたいか、など基本的なことを

話しました。やっぱり緊張していたかな〜…でも、参加してくれた人から

は「ボケとツッコミ、漫才みたい」と言ってもらって、楽しんでくれ

たいでした。

で、選挙前の6月議会まで全部で12回、議会漫才??やりました笑

  
毎回とっても楽しかったですよ(京さんが8〜9割話してたかもしれない

けど!)。

 

あっという間に1年が過ぎたけど、お墓の前ではやっぱり寂しくて泣いて

しまった。たったの4年しか一緒に過ごさなかったのに、京さんがこんな

に私にとって大きな存在になっていたことに亡くなるまで気付かなかった

です。そういう意味でも不思議な女性だったかもな…

 

私が去年、京さんの訃報を知ったのは、京さんが亡くなった翌々日の

11月7日。

夜、メールをチェックしたら、議会事務局からのメールを見つけて、飛び

上がるほど驚き、泣き崩れのです。その晩は泣き明かし、翌日の活動

全くできませんでした。さらにその4日後からは、にとって2回目の

選挙が始まったのですが、一ヵ月前の右手の指三本の骨折と、さん

急逝のショックが重なり、心身ともにボロボロ、散々な選挙になり

ました。

 

何しろ声が出ない。お腹に全然力が入らないんです。油断すると涙が出

ので堪え続けていましたし。

そして集中力が全く無い。近くでスタッフの人が話す声で頭が混乱して

何を話しているのか分からなくなってしまう。

 

こんなことで私は議会に戻れるのだろうか…

内心、とても不安でした。議員活動は相当がんばってきたつもりでした

選挙は議員活動と必ずしもイコールにならないものなので…

それに、私は全く覚えていないのですが、私、だいぶピリピリしていた

うです。多分、私は滅多に怒らない性格だと思っていますが(議員と

してはダメかもしれないんですけど汗)、もしかしたら…

いいえ、やはり自分では全く思い出せません。

 

結果は…幸いにも何とか当選させていただきましたが、理由はともかく

私を通して社会を変えようと、4年間ポスティング等を通じて支援して

いただいた皆さんの期待に応えるほどの結果を出せず、本当に申し

い気持ちでした。そして、こんなにボロボロの選挙でしたが、私の

1期目の活動を支持してくださった有権者の方々には感謝の気持ちで

いっぱいでした。

 

選挙が終わったら飲もうね、と、京さんと約束していたけど、それは

わなかったね。ホントに残念だったな…

あ〜、京さんと飲むの、楽しかったんだけどなぁ。

まだまだ教えて欲しいことが山のようにあったのに。

 

今でも、京さんだったら、どんな判断するだろうな、とたびたび思う。

でも、もういない…

 

この先も自分が信じるように活動するね。

京さんにとってはすごく不安だろうけど(!)

見守っていてね、京さん。

2019年10月16日 (水)

子どものSOS見えますか〜不登校、青年の生きづらさ、どう理解しますか〜 に参加して

(行間が詰まっているのはコピペが原因だそうですが、私にはどうやって直すのかわかりません!読みづらくて申し訳ありません…)

不登校や引きこもりを理解するための講演会に参加した時のメモ書きをアップします。(また写真撮るのを忘れてしまった〜!←松戸市議会では、政務活動費を請求する場合“写真2枚”が必要。私は度々写真を忘れるので、請求しないことがあります。みんなどうして忘れないんだろう…)

 

さて、今回の勉強会では「幼稚園児にも“うつ病”がいる」と知って大変なショックを受けました。

不登校や引きこもりの問題は、まさに社会の問題に直結していると思います。何から何まで雁字搦め(がんじがらめ)の社会(大企業や政治家は責任を取らないくせに)。目的のための目的と思えるような、無駄な作業とそこに求められる責任。窮屈すぎて息をするのも苦しい現代社会…

心の傷を傷で埋めようとして攻撃するのが、いじめ、虐待、DV、パワハラ。

この社会の異常さから身を守っているのが、不登校、引きこもり。

そんな風に言えるような気がします。

その傷は何なのか。何から身を守っているのか。私たちはそこに芽を向けるべきではないでしょうか。

 

幼稚園児のうつ病の件ですが、小学校の低学年以下、特に未就学の子どもには、何も教える必要はありません。これだけは断言します。

子どもは毎日の遊びを通して、実はたくさんのことを学んでいます。自分自身で発見し、体感し、実感することの喜びを、大人が奪ってはいけないのです。勉強を教えるなんて、伸びようとする芽を摘んでいるようなものです。その時期の子どもに勉強を教えることは、かえってその子の成長を脅かしかねないのです。

 

幼少期の子どもに必要なのは、自分を丸ごと受け入れられている、守られている、という安心感。それだけです(そのように育てられて来なかった方に求めるのは難しい面がありますが)。

「大丈夫だよ」「見ているよ、やってごらん」

そんな眼差しで、黙って子どもを見守っているだけで良いのです。

(あ?決して私が出来ていた訳ではなく、大きな反省の上で言っております〜)

 

息子が不登校になった時、私が動じずに済んだのは、お世話になって保育園で、ありのまま認められる保育を親子で体験していたからだ…と実感しています。

 

この講演会を主催している「不登校問題を考える東葛の会 ひだまり」は北松戸にあります。

http://hidamari0501.web.fc2.com/news.html

私の息子が不登校だった時、他の親御さんがどんな風に感じているのか知りたくて、親の会に時々参加していました。

不登校のお子さんを抱えるお父さんやお母さんに、私がお伝えできることは「不登校は親が成長する大きなチャンス」ということです。子どもは身を持って多くのことを私たちに教えてくれる素晴らしい存在。お悩みであれば、一度親の会に参加なさることをお勧めします。

(ちなみに、引きこもりについては「よっといで!」さん 

http://yottoideyo.web.fc2.com/

 

ちょっと長いですが、良かったら最後までお読みください。

…………………………………………………

子どものSOS見えますか

2019.10.5 馬橋東市民センターホールにて

〜不登校、青年の生きづらさ…、どう理解しますか〜

広木克行先生(神戸大学名誉教授)

 

神戸の教員4人による教員へのいじめ。

学校の急速な劣化が進んでいる。

急速な変化が起きているのではないか?

子どもにとって教員が唯一の頼り。しかし勉強会に来る教員は来ない。このような場で保護者の話を聴いてほしいのだが…

教員を取り巻く環境が許さないのか?

 

このような場において涙ながらに相談してくれる保護者の方に心から感謝する。

 

文科省の「不登校の定義」は間違っている。

 

不登校、いじめ、増えている。不登校は14万人、いじめは41万人も…!教員が認知したいじめは、という意味。

感覚としては不登校はもっといると感じる。倍はいるかもしれない。

 

いじめを傍観せざるを得ない立場に立った子どもが不登校になる事例を多く見てきた。勇気を持って担任に相談するも本気で対応してくれず、やがて大人への不信を覚え、さらには自分自身への不信を抱くようになる。自暴自棄に…

 

昨年子ども599人の自殺者、全体は減っているが唯一子どもだけが増えている。

子どもたちは命がけで引きこもっている。

 

日本財団が子ども6,000人に電話して調査した結果、推定で少なくとも33万人いる、と分かった。

 

不登校の急増

第1期は1980年〜1990年頃

第2期は現在

 

第1期の頃は、勉強会に半数くらいの教員が来ていた。

 

先日「不登校に対する関心の低さは何か?」という質問があった。自殺ならまだしも、不登校といじめは"いつもの風景"と化している。

 

①不登校の子どもは反社会的な行動を取っているわけではない。不登校は"非社会的"な行動であると言える。

だからなかなか自分ごとにならない。

 

この深刻な事態をマスコミがきちんと報道してもらいたい。子どもたちはもしかしたら当事者かもしれない。

 

②不登校の定義

不登校は、心にもつれを抱えた子どもが家庭に助けを求めざるを得なかった状態。

 

③民主主義の後退の影響

教職員組合の勉強会があれば、必ず教職員組合のニュースに載り、国の考え方と違う内容が教師に伝わるのだが、この間、教職員組合は弱体化されており、教員は想いを発信できなくなっている。

 

SSWは学校(教育委員会)の指示に従うので、事実が本当に伝わるかどうか…

 

不登校を経験した、今は教員の男性の言葉↓

行けなくなってから分かるもっと深い苦しみがある。一番分かってほしい親との葛藤。親への不信感。絶望…親が別人に見える。親に対する"愛"への疑い。やはり自分は生まれて来なければ良かったのでは…?

 

親は子どもへの愛情があるからこそ思うことなのに、子どもからは愛を疑われてしまう。

最初は、親なら誰でも行き着くところだ。

 

苦痛は主に3つ

①症状に現れる→熱、腹痛、吐き気など。病院に行っても問題は見つからず

②行動化現象→独り占めにする、兄弟に暴力を振るう。親の愛を試している状態。

③言語化→相手に安心して話せると認識した時、人は言葉を発することができる=言語化という。

 

親は子どもを変えようとしてしまう。

頭で分かったようでも、直ぐにはなかなか寄り添えない。

 

子どもの優しさにもっと早く気付けていたら…

 

5歳と3歳の子どもの保護者より、成績重視で育てられた自分は、知らず知らずのうちに子どもにも求めてしまう。

そういう傾向がある。

 

不登校の親自身が、不登校とは何かを学び、成長することが不登校を親子で克服することに繋がっていく。

 

第2期急増期の現在、

2007年

2006年は教育基本法の改正(改悪)があった。

学校は、教員と保護者が創意工夫して創るものとされていた。「教育は不当な支配に屈することなく…」

 

以前は教員が創意工夫して、自ら学校(勉強)を楽しんでいた。

 

しかし、2006年の改正から決定的に変わってしまった。

国が口を出せるように変えられてしまった。

今では財務省と経産省が方針を決め、文科省は実行部隊に過ぎない。

子どもを「人間」としてではなく「人材」と見る。

 

財務省と経産省が管理した結果、学校はブラック化した。教員へのなり手が少なくなる一方。

第2期の今、特徴がある。

小学校低学年からの不登校が増えている。

入学後、早ければゴールデンウィーク、6月くらいには不登校が始まる。

魂の入らない授業、つまらない授業、それなのに成績をつけられる。「なぜこんな勉強をしなければならないの?」分からなくなる。

 

黙食、黙働…美味しくない。つまらない。

「学校スタンダード」(書籍)〜

 

心を病む教員が増える一方。スタンダードではない生き方がしたい教員は苦しんでいる。

 

教員の大きな声が怖い、

宿題の多さ、

 

学ぶ、学習、何が違うか。

子どもたちが拒否しているのは学習である。

小学校低学年の子どもに必要なのは学びだ。

 

条件反射を覚えさせるのは"学習"。これだけでは子どもはイヤになる。

 

実は今は幼稚園授業にも不登園児が出ている。

時間割があり、専門の教師が教える。毎日反省文を提出、評価される。

授業に出たくない子どもには「鬼から電話(アプリ)」で脅迫…

神経症の園児が増えている。

保幼小の実態か?

 

私立の小中一貫校で不登校状態の生徒が増えているが、実は退学を促されるので、数値にはならない。

 

暴力は親に向かう(書籍)

教育虐待(書籍)

精神科医の間で問題視されている。

 

会社のPDCAサイクルを子どもに当てはめようとする父親…

 

公開相談

事例一人目

息子中学入学後テニス部、中一の9月にペアを組んだが解消を申し出されるが、続投。心が折れかけた。2月期にやめたいと息子。中途半端になるのではとアドバイス。

疲れた様子。中二林間学校後、グループラインから外され、疲れた様子、7月3日間休み、行けなくなる。中二2月期、担任に相談するも多忙。

あちこちのカウンセリングや市民団体の相談会に出る。

昼夜逆転、食事は1日2食、

映画を数回一人で行けた。

学校には行きたくない、という意思。進路について「普通に行きたい」と答える。

「行かなくてもいいよ」と言いながら、どこかで行って欲しいと思っているのが出てしまうのではないか、と。

 

*昼夜逆転、ゲーム三昧をどうすればいいか。

*グループラインを外された件

 

担任が「グループライン外された件を追求しましょう」と言ったか、息子は望んでいない。

 

広木先生より

カウンセラーは母親に対して何らかの助言はなかったか?

→特には無かった。

 

テニス部の様子は?

→あまり一緒に練習してくれなかったようだ。そこまで悩んでいるように感じていなかったが、2年生になってからテンションが下がり。

 

息子さんはどうしたかったんだろう?

→何をどうすれば良いのか分からないのではないか。

 

自分で決めるという体験が少なく、自分では決められない。だから自己決定することができない。友人関係の中で表面化した可能性があると感じた。体験を重ねていくことが大事ではないかと思う。

心が折れかけて「部活を辞めたい」と子どもが言った時がとても大事。「続けたら?」の前に「どんな気持ちなの?」と心の声を聴く。チャンスを逃した感がある。これは何もあなただけの問題ではなく、ほとんどの親が持っている。

中三は進路の問題が起こる。心の問題を置き去りにすると、もし高校に行っても、繰り返す可能性があるだろう。

テーマ2つがあって悩ましいところだが。

今はゲームやネットをしているのであれば、その話ができる人と会える、話せる環境に行くこと。親自身がおススメしたい場所があれば、まずは親自身が行ってみること。

親が行こうと言って子どもが行く場合の方がむしろ少し心配。それはあくまで"受け身"だから。

 

…………………………………

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

2019年10月 6日 (日)

9月議会が終わりました

9月30日、9月議会が終わりました。

今回上程された補正予算案に対して、私が所属する会派:政策実行フォーラムは修正案(賛成できない部分を削除した補正予算案)を提出しましたが、反対多数で否決されたため、原案(元々の補正予算案)に反対しました。

この補正予算には、新松戸駅東側の区画整理事業に伴う基本設計や家屋調査費が含まれていました。

新松戸駅東側地域に計画されている区画整理事業は、全国初となる"市施工による立体換地"という手法を使う予定です。反対者は少数とは言え、3割ほどの土地を持っています。

松戸市は合意が取れないまま条例を上程し、あろうことか議会も賛成→可決し、千葉県の都市計画審議会に地権者が反対陳述をしましたが、結局認可は降りてしまいました。

国のガイドラインによれば「住民の合意を取り付けてから事業化するように」となっていますが、市施工の場合、住民の合意は条件に含まれておらず、法的には何の問題もないのです。
けれど、市が市民の土地を召上げるようなやり方は道義的に許されないのではないでしょうか。

また、私たちの会派は、県に提出した事業計画書(縦覧期間中であることを理由に配布されなかった)を開示請求し、その内容を踏まえて総務財務常任委員会の審査に臨みましたが、他の会派はその存在すら知らず「その資料は何だ。」「何故配布しないんだ」と騒ぎになったため、休憩後にコピーが配布されたという一幕もありました。


議員が議案に賛成できるか否か判断するには、詳細な資料が必要です。まるで議会をバカにした、まちづくり課の態度には承服できません。


以下、私たちの会派として行った、反対討論(理由の説明と賛同の呼びかけ)を貼り付けます。

……………………

政策実行フォーラム 反対討論

総務財務常任委員長よりご報告がありました議案第16号令和元年度松戸市一般会計補正予算(第2回)につきまして、会派を代表して反対の討論をします。

本補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億6639万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1580億9539万3000円とするものです。

審査において、本補正予算のうち土地区画整理関係業務について、いくつかの問題点を指摘し、土地区画整理関係業務に関する区画整理事業・地区化計画関係業務・区画整理審議会・地権者説明会・地権者個別訪問を削除した修正案を常任委員会では提出させて頂きました。

なお、このうち地権者説明会・地権者個別訪問の補正額2万4千円については既存の都市計画費から捻出が可能であるという意味あいであり、地権者の合意形成にむけて引き続きご尽力頂きたいと申し添えます。

修正案は残念ながら反対多数で否決されました。その後、原案に対しての採決については、土地区画整理関連業務以外の各事業には賛成であるものの、土地区画整理関連業務の問題点が重大であるため、苦渋の決断で原案に反対しました。

土地区画整理関連業務の問題点について述べます。

まず1つ目として、国土交通省が平成28年に策定した「立体換地マニュアル」には「特に事業化前の合意形成が重要である」と明記されているにも関わらず、区画整理事業地約2.6ヘクタールのうち約8200㎡、つまり3割以上を所有する地権者が反対してる現状があることです。

2つ目として、コンサルタントに関する契約について、総務財務常任委員会では執行部から「三菱地所は地権者がつれてきた」と発言がありました。公募型プロポーザルをおこなってはいますが、公募期間が約一週間という極めて短期間であったことや、応募条件が厳しいものになっていることもあり、三菱地所が選定されるべく選定されたような印象をうけます。

また、コンサルタント契約は「無料」ということも総務財務常任委員会では明らかになり、競争性や公平性が担保されていたのか、疑問の声が市民から挙がっています。加えて、立体換地建築物の大部分の保留床などを公募により譲渡することになっていますが、無料のコンサルタント三菱地所も応募することは可能であることも審議のなかで明らかになりました。結果的に三菱地所が譲渡をうけた場合には、市民からさらに疑問の声が挙がると思われます。

3つ目として、事業計画書では収支について、支出として、立体換地建築物の立体換地保留床として89億7千万を計上しています。一方で、収入として、同立体換地建築物の立体換地保留床部分の処分金として71億2千万を計上しています。この記載をみると、立体換地建築物を建てたコストよりも18億5千万円も安い価格で処分する計画になっており、市税の使い方として市民の納得を頂くことは難しいと思います。

4つ目として、税収増の見込みについて、国24億円、市65億円という税金を投入しながら、一方で得られる税収増は向こう30年で38億円とのことでしたが、これでは費用対効果が低い、事業性がないと言わざるをえません。

5つ目として、反対している地権者から伺いましたがコンサル事業者が「反対者がいても市施行の事業だから強制収容も法的に可能だ」という発言をしたり、総務財務常任委員会で「強制収容を考えているのか」と質問したところ「強制収容は絶対にしない」という答弁はなく、これらのことから強制収容の疑念がぬぐえません。減歩率77%を超える異例中の異例な区画整理事業のなかで、強制執行の可能性があることは許容できません。

このように、土地区画整理関係業務は多くの問題があります。

そもそも、国土交通省が策定した「立体換地マニュアル」には、「立体換地を活用するめメリットとして、より簡易な手続きでスピード感をもって実施することが可能」としていますが、区画整理事業地のうち3割以上を所有する地権者が、アクセス道路や駅前広場の整備については理解し協力する姿勢を示しているものの、マンション建設を伴う77%を超える減歩率の土地区画整理事業に反対している現状では、すでにスピード感をもって実施することが不可能になっています。事業が長引くことが容易に想像されるなかで、経済状況変化のリスク増大、また地権者の高齢化に伴う相続も発生するかもしれません。

土地区画整理関係業務を予算は、地権者の合意形成を図ってから提案すべきです。事業の実現可能性が低いなかで、急いで予算計上しても結果的に本予算約1億3700万円が無駄になってしまうかもしれません。

以上のように、土地区画整理関連業務の問題点が重大であるため本補正予算に反対を申し上げて討論とさせて頂きます。

2019年7月29日 (月)

「ひきこもりと向き合う」と題した講演会

引きこもりと向き合う 家族や周りの人へのヒント ’19.7.27 @稔台市民センター

主催:ひきこもり応援ネット https://hikikomoriouen.wixsite.com/hikikomori-ouennet

 

(途中から参加)

ひきこもり家族自助会 とやま大地の会 山岡和夫さん

●地域で生きていくために重要なこと

 まずは経済的安定、その上に社会制度、居場所、役割、互助活動が必要

 

●引きこもり→居場所→就労、という絵を描く人がいるが少し気をつけなければならない。

 

●なぜ「家族会」が長く続いているのか?

安心できる居場所=唄える、話せる、泣ける、笑える、愚痴を言える、聴いてくれる…

関わりは家族以上にもなるので、抵抗なく相談できる

会員の「助けて」の声には、ピアサポーターとして関わる

 

アメリカ、ドイツ、スウェーデン、日本の意識調査

 困った時に頼れる存在は?

 頼れる相手は友人・近所の人、どちらも日本の割合が高く1位、

 頼れる相手は誰もいない、は最下位。つまりいないということ。

 

 

高岡つくしの会(富山県 家族の会) 宮川和恵(きよえ)さん

 

2003年3月、一軒家の提供、自治体の理解、

まずは家族が元気にならないといけない。

同日に親子別々に集まる。

「居場所がなかった」の当事者の声。居場所で友達ができる。

現状を何とかしたい、先のことを見つけたい。

仕事を探した。

親同士のつながりができ、とても良い活動だったが、一方でこどもに悪いような気がしていた。

山形でも同じような動きが。

独居の高齢者の問題も。

家庭の事情を抱えていることも多い。例:介護を抱えていてひきこもりの息子のことに取り組めていない、など。こういうご家庭は、学んできた通りには難しい。親が子どもに寄り添うとはどういうことなのか、大事な学び。

「どんなことがあっても味方だよ」というメッセージを発する。

個々の状態は違うので、一人ひとりに合わせて支援を考える。

一歩を踏み出すまでには非常に時間がかかる。

 

フリースペース ふきのとう「おーい中村くん」0956768131 とても良い本との紹介。

 

質問&意見タイム

1、高額なカウンセリングの問題…親が専門家に我が子をなんとかしてほしいという気持ちを利用されてしまう?大事なのは本人の気持ち。

 

2、抵抗感なくひきこもりの息子と話すには?…当人から学ぶことがたくさんある。「分らなければ本人に聴け」という話もある。

 経験者当人が現在ひきこもっている辛い話を聴く場合、トラウマが起こることもあるが一見しただけでは分からない。

 親だからこそ(関係が近すぎて)支援が難しい場合もある。

 

3、生きづらプロジェクト(?)

 料理&食事をする集まりについて教えてほしい…つくしの会では、子どもよりも大人自身が元気になろう、と、作って楽しく食べている。

 

4、よっといで!(松戸市内の自助グループ)の事例 http://yottoideyo.web.fc2.com/

 31歳の男性。オンラインゲームで知り合った外国人の友達が日本に遊びに来ることに。会いたいと言うが断れない。とうとう友達は松戸まで来てもらうことにした。外国から来た友人は日本語が分からないのでレストランで注文も自分でしなければならない、案内も。帰宅した時にはグッタリだったが、それをきっかけに徐々に外に出られるようになってきたみたいだ。何かきっかけになるか分からない。

 

5、ひきこもっている子どもが食事を摂らない、とても心配→会場から:自分の場合は、子どもは食べなくなったら1週間全く食べない。でも水分を欲するようで、摂りに来る。とりあえず水分さえ取っていれば大丈夫。冷蔵庫にはウィダーインゼリーとか、冷凍庫にはアイスクリーム。そして家族分を入れておく。子どもだけ特別にしていないと言うメッセージ。

 

6、初めて子どもがひきこもった場合、親はまず何をすれば良い?

→ひだまりでは、小中高、卒業後の人も。親の会は月に一度。不登校問題を考える東葛の会 ひだまり http://hidamari0501.web.fc2.com/

 

<感想>

ひきこもりは全国に61万人いると推定されました。

不登校の児童生徒は全国に14万人います。

これは個人の問題ではないと思います。

最近、凶悪な事件を起こしたのが「ひきこもり状態の人だった」とニュースで報道され、偏見が広がるのではないかと心配しています。

不登校の子どもが親に暴力を振るうシーンも、学園もので見たりしますが、そう単純な話ではないと思うのです。

 

私の息子は現在高3ですが、彼は中学校にほとんど行けなかった不登校生徒でした。

ある校長は「長期の不登校は学習を絶対に取り戻せない」と言いました。

本当でしょうか?

そんな風に考える人が教育者であることに大きな悲しみを覚えます。

 

松戸市の不登校の児童生徒は、一昨年度486人→昨年度602人に増えました。

学校のシステム、仕組みが、もはや時代に合ってきていないのではないかと感じています。

 

不登校・ひきこもり、これからも重要なテーマとして扱っていきます。

男女共同参画推進法の自主学習会に参加

男女共同参画条例の学習会 @ゆうまつど 2019.7.27 (14人出席)

主催:まつど女性会議

 

1995年 北京女性会議 4万人の女性が世界から集結 女性差別撤廃条約 日本は批准するかどうか揉めたが結果的に批准。

しかしその両輪になる「選択的議定書」を同時に批准しないと具体性に欠ける仕組みになっている。

選択的議定書に批准しよう、と署名活動が始まっている。

 

1999年 男女共同参画社会基本法成立 「男女平等」にすべきである、という声が多かったが、成立させるために妥協 自民党の譲歩であった

 

日本では「家父長制度」がいまだに根っこにあるので、常に基本法に基づくことが大事である

 

例えば松戸市では、女性の昇格について何の基準もない。課長・部長のさじ加減次第。

やはり基準が必要なのではないか?

男女共同参画の第4次の評価は下がっている。

 

日本における男女平等はとても遅れているが、世界はどんどん変わっている

(それどころか、民主的な社会を目指してきたのに今は…)

一人ひとりが自分の行き方を持っていないと、簡単に飲み込まれてしまう

 

1999年以降、具体的な「措置」は、なされてきたのか?

 

1999年~2000年にかけて大きな事件があった。

かつて堂本知事の時。作るなら最高のものを作りたい、と知事の想いが。

自民党が最も抵抗したのは「生の自己決定」であった。例えばレイプをされ望まない妊娠をすることがある、などの配慮が必要と考えたが、

自民党:子どもを産むかどうかの判断を女性にさせたら女は子どもを産まなくなるじゃないか、と。

結局、変なものを作られるよりは無い方がマシである、と取り下げた…!

 

佐倉市や千葉市の条例はわりと良い。しかし松戸市でそれができるか?うっかりすると変なものになりかねない。

 

苦情の処理 被害者救済のために必要な措置を講じなければならない

 

<会場から>

1、なぜ条例がないか、と言えば”地方自治法14条”の縛りがある。計画だけなら市長決済だけで済むが、条例は議会の承認が必要になるので、なかなか条例化出来ないという事情がある。

 

LGBT  人権の問題、

ジェンダー 男女を理由に生きにくい社会にしてはいけない

 

家庭の問題も大きい。係長・課長の場数をたくさん踏まないと難しい面があるのだが、実際少ないのではないか?

 

2、平成16年に子育て支援を始めた時には、場すら無かった。働く女性が非常に増えた。女性管理職がビビるのもおかしい。男性の管理職だって同じじゃないの?

→30年も前の「庶務業務をどう捉えるか」のアンケート、男:玉手箱、女:あんなくだらないものはない、との答え。この差が興味深かった。

 

3、かつて女性会館と名乗っていた時代から女性センターと関わって長いのだが、条例があるのが当たり前と思っていたのでとても驚いた。

→女性センター設置条例によるもの。社会教育施設。男女不平等の社会だから「女性」を外せない。全国に「女性センター」の名前が残っている自治体もあるが、中には「ダイバーシティセンター」などと何を問題にしているのかわからないところも。

 

<食事しながら>

あらゆる統計を”ジェンダーの視点”で取ることが大事。男性女性それぞれの統計を出して、その理由を分析することだ大事

各課の男女の視点についての進捗状況、評価の冊子が1階にある(平成25年以降止まってしまっている)

 

余興:ハーモニカの演奏で、ふるさと、春日八郎、月の砂漠、夏は来ぬ、若者たちなど。それぞれがハモって楽しく♬

 

<次回は何をする?>

 町会の集まりに市長がきたが、見たら何でも男性。女性はお茶を汲んだりテーブルを用意したりする係。すごく男社会。女性が意見を言わない。変えていくのはとても大変。

本音で話せる空気を作っていけないか。

 PTA会長は最近女性が増えてきたが。

高校生までは女の子が活躍するのに、大学になったら”モテないから?”良い子ぶる傾向に…

農業委員会、過去議員が委員をできた時、佐藤けいこ議員が初めての女性の農業委員だった。

女性の農業者が委員になりたくても男性農業者から圧力がかかったりするという話があった。

 

…結局、次に何をするかどうか、はっきりした結論は出ず。


<感想>

女性の社会進出どの世界ランキング2018年版で、日本は110位。G7でダントツ最下位!!!

例えば、参議院議員選挙が終わったばかりですが、女性議員の比率は全体で22.9%、「女性活躍」を訴えている、当の自民党は17.7%で最下位。公明党もほぼ同じく17.9%。これって本気でやったろうとは思っていない証拠でしょう?

女性の方が優位だとか言ってるんじゃなくて、男女が同じくいた方がバランスが良いってことなんだと思うんです。

「おっさん政治」とか言われていますが、男性ばかりの議会は政策も偏っていきがちなんじゃないでしょうか。日本の未来のためにも、女性議員を積極的に増やすべきです。

2019年5月 6日 (月)

松戸憲法記念日に参加してきました

毎年5月3日に開かれる松戸憲法記念日のつどい、今年は珍しく3日は市民会館ホールがふさがっていたらしく、5日になりました。

お話は元文部科学省事務次官、前川喜平さん。軽快で柔らかな語り口、すっかり引き込まれて、あっという間の2時間でした。

前川さんのお話ならもっと聞いていても良かったなぁ〜。

憲法に保障されている「個人の尊厳」=誰もが大事にされる、ということが、大きな危機なのだなと改めて思いました。

日本国憲法前文は格調高く、広い世界観に立っていて本当に素晴らしい文章だと思います。特に平和憲法と言われる所以である9条は世界の宝もの。大切に未来につなげていきたいです。

………………………………………………………………

 

前川喜平さんのお話 2019.5.5@松戸市民会館ホール


安保法制の時「いくらなんでもおかしい!」と思い、SEALDsの若者たちとコールした
他人のケンカを買うのが集団的自衛権、おかし過ぎる、余計な怨みを買うはず。
アメリカと共に戦争する=世界中と戦争するという意味
安倍政権は戦前回帰思考、昔の國體(こくたい:国家の状態=国柄)である。
元号について、令和を“beautiful harmony”と説明した安倍さん。和=日本のこと、実は「美しい日本」という意味なのではないか?
国柄、と説明した安倍総理、もはや国柄という言葉は死後だ。日本国憲法は人類普遍の原理なのだ。
過去の戦争で戦争は違法行為だ、と学んだ。「武力の行使」「武力の威嚇」どちらもやらないことが国連憲章に盛り込まれた。日本はそれをいち早く日本国憲法に取り入れた。
天皇を神と崇める思想の国家観、國體(こくたい)とはそういうものから来ている。「こういう国に仕えられる国民は幸せである」「国民よりも国が大事である」という国家観に基づいている。

憲法になぞり教育基本法に保障されていた「個人の尊厳」。改定後はバッサリ無くなり、教育は法律で定められるもの、未来を切り拓く教育へと変わった。
名古屋市で講演した時、政治家が介入した。教育を犯す行為だ。名古屋市教育委員会は毅然と対応した。

憲法を犯すような動き…例えば道徳教育、性教育。
性教育については、すでに判例が出ている。
2011年、七尾特別支援学校の事案。
知的障害の子どもに対して行った性教育。自分と他人の違い、自分を大切にすることを、手作り教材を使って教育していたが、ある都議が取り上げて非難した。
判例では「教育に対する違法な行為だ」と賠償命令。また「政治からの介入があった時、教育委員会は拒否しなければならない。その義務を怠った。」と都の教育委員会にも賠償責任があると判決を下した。
安倍総理たちは歴史"修正"主義者じゃなく歴史"改ざん"主義者であろうと思っている。

2006年、安倍さんが総理に。忖度した文科省は教科書検定を捻じ曲げた。やってはならないことだった。それ以前は検定を通っていた「沖縄戦」の内容を通さなくした。沖縄県では大きな集会が開かれた。
翁長知事が「イデオロギーよりもアイデンティティ」と変わったのはこの時。

「忖度」はあらゆる場所で起きている。例えば9条俳句の展示取り止め。
中立性、という言葉は安倍政権に都合よく使われている。メディアも萎縮している。
しかし「嘘つき」と「真実」で、中立性は成り立たない。

道徳教科書に「お辞儀の仕方」が載っている。①同時に挨拶、②挨拶してからお辞儀、③お辞儀をしてから挨拶…正解は②。これが本当に大事なことだろうか。

個人の尊厳が守られていない今の教科書、非常に危険だ。
国家は憲法を侵してはいけない
次の教育指導要領の改定時に「天皇を敬え」と入るかもしれないと疑っている。


アメリカのホロコースト博物館、政治学者ローレンス・ブリット博士による『ファシズムの初期の兆候』が書かれている。


・強力で継続的なナショナリズム
・人権の軽視
・団結の目的のため敵国を設定
・軍事優先(軍隊の優越性)
・はびこる性差別
・マスメディアのコントロール
・安全保障強化への異常な執着
・宗教と政治の一体化
・企業の力の保護
・抑圧される労働者
・知性や芸術の軽視
・刑罰強化への執着
・身びいきの蔓延や腐敗(汚職)
・詐欺的な選挙

これって、ほとんど安倍政権に当てはまるのではないか!?

阿部自民党の憲法案26条3項には毒が含まれている。
安倍政権が設置している給付型奨学金のワナ:給付型奨学金を受ける条件に、進学先の大学が指定されている。産業界に都合のいい大学。

しかし、国の利益にならない学問があっていいのである。

ユネスコ憲章全文には、「戦争は人の心の中に生まれる」ことが書かれている。
http://www.unesco.or.jp/sanda/kensho/
ドイツとフランスは歴史教科書を共同で作っている。お互いを理解し合おうとする試み。

加計学園、四国で今治市だけ広島県とセットで特区になっている。おかしいでしょう。

学力テストとは、新自由主義的な考え方、競争させよう、成果主義を教育に入れようという動きだった。実は当時、文科省官僚の多くは学力テストには反対だった。学力テストは子どもをダメにする、という考え方が代々受け継がれていた。抽出テストで十分、今でもそう思っている。

学力テストは強制ではない。
愛知県犬山市は加わらなかったが、文科省からは何も言っていない。
学力テストを行うかどうかは、各教育委員会で決められる。

質問タイムより1点
Q:学力テストについて、やらなければならないのか?
A:地方公共団体法上、自治事務、法定受託事務が発生する。
学校教育は自治事務、自分で決めていい!
文科省は法律に定められた範囲内でしか指導できない。

 

2019年5月 1日 (水)

2019年度予算に対する怒りの討論

この予算に会派として賛成したことは、正直、眠れないほど悔しかったのでした。

でも結果的に賛成してしまったことを今更足掻(あが)こうが、どうすることもできません。

「一部に反対だから全体に反対するのはおかしい」という意見。

「一部に反対だからこそ全体には賛成できない」とする意見。

私が議会にいる意味とは?政策実行フォーラムが議会で果たすべき役割とは?

まだまだ議論が必要です。

 

動画はこちら↓
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/matsudo/WebView/list.html

 

討論全文はこちら↓

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みなさまこんにちは、政策実行フォーラムの増田薫です。

 

議案第51号平成31年度松戸市一般会計予算、議案第52号平成31年度松戸市国民健康保険特別会計予算から、議案第58号平成31年度松戸市水道事業会計予算、議案第60号平成31年度松戸市下水道事業会計予算については賛成、議案第59号平成31年度松戸市病院事業会計予算については反対、の立場で、会派を代表して討論いたします。

 

平成31年度松戸市一般会計予算について。

 平成31年度一般会計予算は、前年度比約84億1千万円、約5.4%増、過去最大の予算額となりました。住宅の着工件数の増加に伴い固定資産税は約1.2%増、市民税は約2.3%増ですが、内訳をみると法人税の方は0.9%のマイナスで、昨年4月の法人税改定が影響していると思われます。

 今回の予算審査にあたり、この数年、次々と大型事業が打ち出されてきた大型事業について、本市がどのように考えているか、に注目し、審査に臨みました。

 松戸駅周辺まちづくり基本構想の新拠点ゾーンや矢切の観光拠点、千駄堀新駅構想に加えて、新松戸東側地区都市区画整理事業。これまでに幾度となく「優先順位はどうなってるのか」という問いが、議会から投げられてきたにも関わらず、本郷谷市長は示そうとしてきませんでした。しかし今回、議会から再三要求されたことから、ようやく、施政方針に対する代表質問の”後”になって、今後の大型事業の概算がようやく示されました。しかし、この振る舞いは、議会を軽視している、と言わざるを得ず、非常に遺憾です。

 説明資料によると、それらの起債予定額は、新拠点ゾーン266.1億円、新松戸東側地区区画整理事業31.1億円、クリーンセンターの清掃施設整備事業債が128.9億円、本市の借金はきっちり予定通りでも、合計426.1億円になります。このうち一つでも予定が狂った場合、その他の事業に影響しかねません。もしそうなった場合、その責任を一体誰が取れると言うのでしょうか。市長が、その点をどう考えているのか、全く分かりませんでした。

 予算審査特別委員会の初日、市長は大型事業の優先順位について、3つの事業、すなわち「新拠点ゾーンのうち市庁舎移転」「クリーンセンター」「新松戸東側地区の区画整理事業」にまずは取り組んでいく、とおっしゃいました。高度成長期に急激に発展した本市は、街全体が古くなり、開発するには狙い目でもあるのでしょう。新拠点ゾーンと新松戸東側地区区画整理事業に象徴されているように、本市は都市間競争に乗り出したのだと受け止めています。しかし、日本の人口はすでに減少に転じており、生産年齢は2050年までに3,500万人減少します。それなのに、政治が行われるスパンが、とても短くなっていることを大いに危惧します。本市のこれら大型事業が、長期的に見て本当に持続可能なのか、そのような視点で慎重に審議したのか疑問が残ります。本郷谷市長は、これら大型事業が竣工するまで市長として松戸市の行く末を見守ることができるのですか?果たしてその責任を取ることができるのでしょうか。経済が縮小していく可能性を視野に入れながら、様々な視点から、慎重に検討すべきだ、と私たちは考えます。

 

 一方、公共施設再編課の存在意義は何でしょうか。

 「松戸市公共施設再編整備基本計画(案)」の”目的”によれば、公共施設等総合管理計画における将来更新費の試算では、公共施設の改修・建て替えに必要な財源が不足する見通しであることから、公共施設の再編整備の推進により総量の最適化や公共施設の適正配置を図るとともに、将来的な財政負担の縮減と平準化を図ることとしています」とあります。

 将来的な税制負担の縮減と平準化を図るために公共施設を再編する、と言いながら、一方では次々と大型事業を打ち出していることの、一体、どこに整合性があるのか理解できません。

 平成30年度版「財政のあらまし」には以下のように書かれています。

 「松戸市を取り巻く財政環境は今後、厳しさを増すことが予想されます。当市が健全財政を維持しつつ新たな市民ニーズに応えていくためには、限られた財源を有効に活用し、施策の選択と集中を適切に実施していくことが一層求められます」「今後、まちを再生し、賑わいのあるまちづくりを進めていく中で、投資的経費の増加が見込まれますが、長期的な視点での財政負担も考慮しつつ、最も経済的・効率的な整備手法を用いるなど、適時・適切に対応していく必要があります」。

 本当にそのようになっているのですか?何かを選択したら、または大きく投資するなら、何かを削る、減らす努力をすべきではないでしょうか。

 

 さらに、一般会計予算で気付いた点を少し加えますと、総務費の文化の香りのする街構築事業のドイツ管弦楽団の費用800万円は非常に違和感がありました。中学生とのコラボ自体はとても良い発想だと思いますが、商店街や市民団体の継続的なまちづくりイベントへの予算に比べて、一回のみのイベントに多額の予算が付けられているのはいかにもバランスが悪いですし、中学生と関わりを持たせるというのであれば、教育予算ともすり合わせが必要だったと思います。また、事業の性格から考えても、どうしてクラシック音楽なのか?なぜ「この」管弦楽団だったのか?その根拠は非常に曖昧だと感じました。さらに、予算審査が通る前にポスターが貼ってあったのを見た人もいて、非常に軽率な行為である、と強く抗議します。それから、予算審査のうち2日間も市長が不在だったことも、遺憾です。

 本市は、シティプロモーションのために、質はさておき、特に子育て政策を大きく打ち出し、駅前の開発に大きな予算が投じられる様(さま)を見ると、市民生活が良くなっているような実感が得られない中、本来の政治の役割とは一体何なのかと、様々な角度から考えさせられた予算審査でした。

 

 私たち政策実行フォーラムとしては、平成31年度一般会計予算に対し、新松戸東側地区区画整理事業に関係する予算、千駄堀新駅に関する調査費、水陸両用バスの実証実験の予算を削除する修正案を提出しましたが、残念ながら否決されました。それで、修正した部分を含めた原案に賛成するか否かを決めなくてはならなくなり、会派内でギリギリまで話し合った結果、大型事業以外の各予算の中には、我々会派からの提案・要望に沿っての予算も含まれており、そうした、予算全体のバランスを考え、大変に忸怩(じくじ)たる思いではありますが、賛成することとします。しかし、決して手放しで賛成するものではない、と言うことを強く申し述べておきます。

 

 その他の特別会計、事業会計については、概ね目的に沿っていると判断し、賛成します。

 

 最後に、その議案第59号病院事業予算ですが、反対討論をさせていただきます。

 反対理由の一つ目として、特殊病棟を中心とした36床が開設されないことを挙げたいと思います。NICUなどの特殊病棟が未開設なことについて、医師を中心に人材の確保ができないことを理由に挙げられていました。しかし、なぜか先の議会ではわずか17床開設に必要な職員定数の改訂しか提案がありませんでした。

 現在行われている審議会からも、「まずは600床開設に必要な定数としておくべきだ。そうでないと採れるものも採れないではないか。」との指摘を、再三受けていたのにもかかわらず、しかも病院側は「患者の需要はある」と答えておきながら、です。これでは鼻から特殊病棟を開設する気がないと見られてしまうのではないでしょうか?

 公立の市立病院は3次救急をはじめとする政策医療を行うことが使命であることは明白です。しかし、重篤患者用の特殊病棟を開設しないということはそうした使命を自ら放棄しているのでは?とも考えます。何のために、毎年、多額な繰入金の投入をしているのでしょうか?承服しかねます。

 二つ目の反対理由は、議会から付議された付帯決議が守れないことを挙げたいと思います。

 付帯決議では開院3年目には「600床開設、90%稼働を守ること」としていましたが、これが守れないことが明白となりました。先ほど申し上げたように600床開設に必要な職員定数としていないので、600床開設は、当たり前ですが、できません!本当に600床開設をする気があるのでしょうか?

 約290億円という巨額の費用で建てられた600床の病院。少なくとも36床分の費用は無駄になっています。一体、だれが責任を取るのでしょうか?

 こうした議会、そして審議会からの指摘も無視するかのような病院の姿勢は非常に問題だと指摘します。このような姿勢を変えていただくためにも、今回提案の予算には、議会として反対すべきだということを皆様に申し上げまして、反対討論とさせていただきます。

 

 以上で、会派を代表しての、平成31年度予算についての討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)

画家の情熱を知った、恩師の最終講義

埼玉大学教授、吉岡正人先生の最終講義
https://youtu.be/v01tmG3Muow

2月16日(土)、初めて埼玉大学のキャンパスに行きました。専修大学松戸高校(専松)の美術部の恩師だった、吉岡正人先生の最終講義に出席するためです。

吉岡正人先生は、私が高校を卒業して間も無く埼玉大学の教授になられました(写真は部長のT君と)。

今では、指折りの画家となられた吉岡先生。飄々とした性格の吉岡先生にも、実は様々な人生模様があったことを初めて知り、人の人生の奥深さを改めて考えさせられました。

以下は私が記した講義のメモです。

………………………………………………………………………

浪人時代、最初の2年くらいは友達がいるから何とか楽しく過ごせるが、3浪目からはグッと寂しく

美術予備校の先生(?)から
「君諦めたら?」
しかし言われたら余計にやめられない。
毎日毎日ルノアールで何時間も過ごし、構成やら表現やら分析する日々。

しかし受験はまた失敗。

渡欧することに(3月落ち5月にはパリに。言葉は全く分からない)
超巨大な低気圧が来て、喘息の発作が出たことで、画家の山下さんのところに居候。画家の生活を近くで見られるラッキーに恵まれた

毎日ルーブルに通った
言葉は分からないし、
「将来どうなるんだろう」
上手く描くことしか考えていなかったが、有名な絵画のすごいパワーを目の当たりにし「ヤバい」と。

凄い絵画がたくさんあるのだが、絵が語りかけてくる
「誰も分かってくれない」
「孤独だ」
などと。

様々自分のことを考えた
当時22歳
それまでは上手く描くことしか考えていなかったが
「絵画って何?」
と考えながら描くようになっていた

画家の先生を捕まえては
「先生お話が」
大抵ちょっと良い店に連れて行ってくれた
「大変な時代の中、どうして絵を続けてこられたのか」
質問し続けた

良い時間だった

デッサンは線だと思っていた
今でもアウトラインにはこだわっている

下宿に同居していた服部くん、
ホモと噂されるくらい一緒にいた
二人でいる時はずーっと絵の話

「コイツは」と思う友達は狙って落とすタイプ。服部くんもそういう一人だった

彼はアメリカに渡り第一回絵画展を開いたが、40代そこそこで突然死。
「こんなことが起こるのだ…」
初めて人生を考えた

武蔵野美術大学の通信制から武蔵野美術大学、そして筑波大学大学院へ

印刷屋のバイト
夜10時から朝8時まで休憩時間無し
日給1万円
3日働けば4日は絵が描けると思い
何とか続けていくうちに知り合いの額屋が自分を引き抜き、そちらに移った

後から分かったが、額屋は後にも先にもバイトは雇っていない。あれは自分に手を差し伸べてくれたのでは?

友達の内藤くんが高校教師の口を紹介してくれた
ホッとしたのもつかの間、合宿先で生徒が死亡
職員会議にかけられ、処分は免れたものの、いつまでもいられない雰囲気に
自分に子どもが出来たあと、16歳で子どもを失うことの深さを身に染みて感じた

周囲が心配して次々と就職あっせんが、そして埼玉大学に。
「何とか暮らしていける」

当時はかなりデフォルメした絵ばかり描いていた
その癖(特に顔)を直すまでしばらくかかった

ずっとアクリル画だったが全く売れなかった。しかしテンペラ画に変えた途端に一枚残らず売れ始め10年続いた

儲かったがこのままじゃスカスカになりそうだった。学芸員の知り合いが「外国に逃げたら?」
文化庁の派遣があることが分かり推薦されイタリアへ
イタリア「に」行きたかった訳ではなかったが…1年間(?)

埼玉医学大学からの依頼、ナイチンゲールとヒポクラテス。原画は会議室、拡大したものが正面玄関に。
チーム・バチスタの初回にも映っているらしい

最後の晩餐
京都のノートルダム大学に収めた

これからはもっと絵に集中できる
子どもの頃からずっと絵を描いてきた
自分はまだまだこれから、こんなもんじゃない、と思っている

橘先生が
「一生懸命やっているやつがいるんだ。そいつだけは何とかしてやりたいじゃないか」
(その姿を自分に重ねたのだろう。吉岡正人先生は声を詰まらせた)

息子に「泣くなよ」と言われたのに。

今思えば、自分の人生は心ある方々に支えられていた。
感謝の気持ちでいっぱいです。

………………………………………


「自分はまだまだこれから、こんなもんじゃない」

その情熱ってどこから来るんだろう…物腰が柔らかく、飄々とした先生からは想像できませんでした。

また、後輩が合宿先で事故で亡くなった時、裏ではそんなに大変な事態になっていたなんて、全く知りませんでした。

考えてみれば、そりゃそうだったでしょうよ、と今では思うけれど、先生はそんな様子は微塵も見せませんでした。

人の人生、裏側では本当に色々なことがあるんだなと改めて思った、吉岡正人先生の最終講義でした。

2019年2月26日 (火)

却下された陳情

【却下された陳情】

 

松戸市3月議会に市民から陳情された3件の陳情は、すべて「審議しない」と、先週の議会運営委員会で決まりました。

 

うち2件は、矢切の耕地に関連するもので、開発賛成派と開発反対派の双方から提出されたものです。

物流施設が計画されている矢切の耕地は市街化調整区域であり、第1種農地。松戸市が許可を出さなければ建設できません。松戸市は、2020年に切り替えを迎える“都市計画マスタープラン”を策定中のため、判断を避けたと受け止めています。しかし、矢切の耕地について議員同士で話し合う良い機会だと思ったのに、と思うととても残念でした。

 

もう一つは、松戸市が市施行で検討している、新松戸東口の区画整理事業に反対する地権者から提出されたものです。

「同様の議案が提出されている場合は、陳情は受け付けない」ことになっているそうです。

しかし、対象の半分近くを所有しているこの地権者はこれまでに「条例の上程をしないで欲しい」と市長にもまちづくり課にも訴えていたのにガン無視された形です。そもそも、地権者に合意を取り付けてから議会に持ってくるのが筋なんじゃないでしょうか。

反対している地権者の方は、100年も新松戸駅東口に暮らしてきた大切な市民。市は人の土地を使って区画整理事業をするのだから、丁寧に慎重に進めて欲しい。ちなみにこの反対している地権者は、区画整理事業の対象とちの50%近くの土地をお持ちです。

これを無視して進めることを、まさか議会も承認するつもりなのでしょうか。

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