2020年6月23日 (火)

DVは人権の問題

スペースニコ(総会)講演会 2020.6.21@女性センターゆうまつど

松戸市内でDV被害者のシェルターを運営している、スペースニコの総会に出席しました。
写真は代表:船橋邦子さんの挨拶の場面。

以下はそのメモです。
講演者は、
ウェルク Women’s Empowerment Center
女性ネット Saya-Saya
理事の田村伴子さん
内閣府→東京都→民間団体
コロナになり協力要請だけが来て、何も決まらない中動き始めた。
8747件 接続率9% ×9倍)
12779件 接続率23% 実際はその4倍ほど
○民間と行政の連携がどうであったか。
ステップゼロ
自分がDVを受けていると意識していない場合
助成金のある事業、ない事業がある。
ステップ1
思春期の年代を対象にしたLINE相談を始めた。学生からの協力を得た。予想以上にLINE相談が多い。LINEの場合には割とすぐに返信。それ以外は内容を精査した上で返信。
ステップ2
安心・安全を得る
民間の強みと行政の強みをうまく使い分ける。
危険を伴うケースの場合は行政に依頼
携帯のGPS機能を追跡不可にする研修
同行支援(行政と民間の連携)
2年かけて予算を2倍にしてもらった。
ステップ3(民間の強みの部分)
ステップハウス(行政の関わりは無いと思う)…スタッフが泊まっている場所もある。安心して居られる。
被害者と加害者両輪のプログラムが必要
被害者…トラウマ治療、自助グループ、自立支援プログラム、キャリアワークショップ(企業体験や面接体験)、母と子どもの夏のプログラム(大学生の支援)、てらこや(食事は地域の人からの支援)、
加害者…更生、良い親になるためのプログラム
連盟のためのアセスメントが必要
①緊急度
②危険度・困難度
③時間枠
それぞれをつなぐガイドライン的なものを作っていこう。
SayaSayaは、江戸川区の新設児相の中に女性相談窓口を位置付けた(多分全国初)。
チーム支援の好事例
行政、民間…(メモし切れない〜)
1、複眼 チームとしての支援
2、長期的視点
3、支援チーム全体をコーディネート
地域⇆司法⇆医療⇆ソーシャルサービスシステム
行政は予算を持っている、法的根拠の構築、さまざまな面で力がある。言語や判断、システムの違いが。
しかし、やれない理由を探す。直ぐに対応出来ない。
民間は曖昧さやコンプライアンスが無いなど組織としての問題が。助成金の申請などに必要になる。
ローカルルールを超えてグローバルスタンダードへ❗️
〈質問、意見コーナー〉
松戸に児相を引っ張ってくる、そこに女性相談窓口を。府中市では行政が親子同行支援をしている(松戸市も似ている)。オープンダイアログを学んだ相談員を児相に置くのが良い。
男女共同参画課と子ども家庭相談課、のように別々なことが多い。東京では?
→全くべつ。しかも資格が無いと会議室に絶対入れてくれない。同行しないと様々な手続きが出来ない人がいる。同行支援は1人に2時間かかることもある。
民間団体がケース会議に入る例はあるか?
支援の考え方…行政はその先を見られないので、それが得意な民間団体が担うなど、そういう繋がり方
法律で"DV罪"が定められていないので、強制的に受けさせることが法的に少ない。
性犯罪プログラムは行政が仕組みを持っている。
指導する側の育成が必要だ。
コロナ自粛で表面化した物をどう社会が受け止めるか。
構造的な問題だという認識が必要、まさに人権問題である。
<感想>
女性センター長や子ども家庭相談課の職員も参加され、熱心に学んでおられました。
社会的な問題とDVは密接に関わっていることが多いと思うので、関係する課同士の連携、民間団体との連携、様々な連携がここでも必要なのだとつくづくわかりました。行政は連携が苦手なところがありますが、働きかけ続けたいと思います。

2020年6月20日 (土)

6月議会、終わりましたけど…

今日は6月20日土曜日、現在午後4時近くです。

いかがお過ごしですか?
昨日は肌寒いくらいでしたが、今朝は久しぶりに爽やかなお天気です。
近所から鳥のさえずりが聴こえ、癒されました。
さて、松戸市6月定例会は18日が最終日でした。
新型コロナウイルス対策で行政側の業務が逼迫していることを考慮して、予定より早く終わらせることになりました。
が、色々ありました。
 
10日(水)11時辺りから私の一般質問の予定でしたが、議会が止まり(理由は後述)、結果として4間待たされてしまいました。せっかく傍聴に来てくださった方々には本当に申し訳ありませんでした💦
 
議会開始前に代表者が話し合う議会運営委員会において、議場でーシャルディスタンスを取ろうということに決まりました。具体的には、議員をA班B班それぞれに分け、座席を一つ置きに座る形をとることに。しかし2名の議員が要請に従えないと主張し居続けました。控えていると議員の権利が行使できない可能性があるという理由だったようですが、議会運営委員会でその点はきちんと担保しようと合意したと聞いています
 
さらに、そのことで議長が頭に血が上ってしまったのか会議の開会宣言(「○日目の会議を始めます」のような)をせず、重ねて議会事務局もその指摘をしないまま、本会議が進んでしまったのです😵
滅多に無いことですが、人間ですから間違えたり忘れたりすることはあるのでしょうね。
 
2人の一般質問が終わり、休憩後に私の番が来る予定でしたが、そこからその2つの対応について協議が始まったらしく本会議は止まったままになり…
待ち続けること4時間!疲れました〜。
 
(ちなみに、その翌日は、私と同じ日に一般質問をした山中議員の発言に対する動議が出され、その対応をめぐり、またもや3時間待ちでした。前日の発言に対して翌日動議?これもおかしな話です)
 
しかし、以上の話って本質的な問題から外れる話だと思うんですよね…
政策的な議論が白熱して会議が延長するようなら大いに胸を張れるのですが。
 
 
というわけで、長い前置きになり申し訳ありません。
私の一般質問について話します。
今回は30分しかなかったので、一番聞きたかった「一斉休校」を中心に取り上げました。
 
一斉休校に至った根拠について。
2月末に国から突然の要請があり、混乱した中だったので責められないとも思いましたが、一方で、今回の判断を検証・分析しておく必要があると考え、問題提起したいと思いました。
 
なんと、私が議員になって、多分初めて教育長が答弁しました(!それもどうかなと思いながらですけど)。
 
第一質問では、一斉休校に至った根拠について教育長は「国から突然の要請により庁内に設置された対策本部会議で決定した。このような場合には自治体の意思に委ねざるを得ないが、教育委員会の独立性も大切にしていく」と答弁(最初は教育の独立性より自治体の判断が上回るという内容でしたが変えてもらいました)。
 
第二質問では、3点聞きました。
1、安倍首相の休校要請は違憲・違法であると様々な識者が指摘しているが、実際にはどう受け止めたか。
教育長:教育の独自性も大事だが、感染対策においては、自治体全体として動くしかない。教育の独自性を上回るものである。(←質問に答えなかったし、教育の独立性は二の次との本音が。)

2、教育委員には医師がいるが、教育委員に対し意見を聞いたか、或いは討議はしましたか。
教育長:休校前に意見を聞いたことはあったが、休校に関しては聞いていない。

3、休校するのに1週間必要、などの考えは無かったのですか。
教育長:休校要請までに2日間あった。さらに半日取った。

私からはこれ以上質問せず、「批判したくて言っているのではなく、検証・分析をすることが次の対策に活きると思っている」「現場の教員の声、子どもたちの声に耳を傾けて欲しい」など、まとまらないことを発言して終わりました。

教育の独立性は、過去の戦争から日本が学び、確立させたものです。この理念は忘れないで欲しいです。
でも、教育長は自治体判断が上回ると答えました。「この事態にそんなこと言っている場合じゃない」と言いたげな印象…
それに、現場の先生の声を反映させているとは到底考えられません。一斉休校するのに2日半あった(のだから十分でしたよ)と?現場がどんなに混乱したか把握する必要も感じていないのでしょうか。
本当に残念だと思います。
 
新型コロナウイルス対策として、小中学校では運動会や体育祭、林間学園が中止、高校では加えて文化祭が中止になっています。授業日数の確保もしなければならず、事情があるのは分かります。
しかし、せめて形式だけでも生徒と意見交換する機会を設けて欲しかったと思います。
主役は子どもたちなのです。
 
国連で「子どもの権利条約」が採択されてから、昨年は30年の年でした。日本は諸外国よりも遅れて批准したので25年。子どもに保障された4つの権利「生きる」「育つ」「守られる」「参加する」が守られない条約違反の状態が、日本では当たり前な気がしています。特に「参加する」の部分は教育委員会が大きく関わっています。意識を変えて欲しいと働きかけを続けたいと思います。

2020年5月 9日 (土)

新型コロナウイルス感染について、当初の自分の考えを訂正します。

<当初の考えを改めます>

 今年3月8日にブログを投稿した時点で私が掴んでいた情報により、新型コロナウイルスがここまで影響すると考えていませんでした。私の認識が甘かったことを認め、訂正いたします。大変申し訳ありませんでした。既に気持ちを切り替えて、活動に専念しています。

 

<科学的な知識に基づく行動を>

 この間、様々な勉強を通して、新型コロナウイルスは隠れるのがとても上手なウイルスであること、進化のスピードが非常に早く、武漢で発生したものとアメリカ・ヨーロッパで発生したものとは既に全く別物である可能性があることなどを学びました。

 私は前回のブログで「見えない亡霊を見えるようにして」と書きましたが、これは今でも同じように考えており、きちんと検査することによって実態が見えるようにすること、その上で対策を立てること、が見えない亡霊=コロナウイルスを見えるようにすることだと思っています。それが科学的な知識に基づいた“冷静な怖がり方”に結びつくのではないでしょうか。

 そうしなければ、誰か(特定の個人や企業)を吊し上げかねない。非科学的な恐怖心は、戦争中体勢に従わない人を「非国民」と罵って迫害したことと同じことをしかねないと思います。

 

 放射能問題の時に感じたことと似ているのですが、科学的な知識が無いと、やはり闇雲に怖いと思ってしまうのが人の心理というもの。科学的な知識が必要です。しかし一方で「数%の確率」と片付けられることも、受け入れ難い場合がありますね。例えば「子どもへの感染はまれで、確率は数%だ」と言われても、自分の子がその数%に入って欲しくはない。というのが親の心理でもあるので、それも当然だと思います。これがとても難しいのですね。

 だから、やはり希望する人が全員検査を受けられる体制が必要なのだと思います。感染していないと確認できること、それは大きな安心に繋がりますから、一刻も早くそんな体制を整えて欲しいです。

 

 原発事故の時、今回と状況が少し似ていました。

 誰も自分が望んで被ばくしたわけではなかった。加害者の責任、行政の社会的な責任として(希望者ではなく)全員に検査をすべきだ、と私は多くの子育て中の親たちと一緒に主張しました。しかし、残念ながら国側や原発推進派のプロパガンダが強く「神経質な親」にされてしまいましたが、本当はそれくらいして当たり前の責任が国にあると今でも考えています。

 

<生活が困っている方へ>

 話をコロナに戻します。

 今日の暮らし自体が逼迫している大変な方が、私のブログを悠長に読んでいる余裕はないだろうと思います。昨日の生活保護の勉強会では市民団体の生活保護に対する相談に20万件電話があったが、受け取る側が受けられた相談はやっと5,000件だったとのことでした。それだけ暮らしに切羽詰まった世帯がたくさんいるのだろうと思います。

 生活に困っているなら、ぜひ市役所に相談に行って欲しい。もし必要なら私も同行します。生活に困っているなら「どうにかして欲しい」と仰って良いのです。国(行政)は国民を守る義務があり、私たち国民の権利でもあります。どうか声をあげてください。一回でダメでも諦めないで議員に相談してください。

 

 この国では、迷惑をかけることが悪のような風潮が作られてきました。政治家が平気で「自己責任」を求め、私たち国民は自己責任を刷り込まれてきました。また、昔とは違い、現代はコミュニティが豊かではないことも理由に挙げられます。そもそも、生活困窮が見えにくい。ぱっと見はその家庭が困っているかどうか分からない。もし「大丈夫?」と声をかけたら失礼かしら…などなど。

 しかし今回は多くの世帯が明日の米さえ困っているはずです。だって貯金がゼロの世帯は30代40代の23%、50代の30%。持ち家率は60%で、そのうち80%の世帯が貯金ゼロだと言われているのですから(‘19データ)。非正規雇用で働く労働者は全体の約40%。仕事が減ったら、或いは無くなったら、あっという間に困窮してしまう世帯が多いと思います。

 

 私が議員になる前、我が家は準要保護世帯でした。準要保護とは、小中学校で就学援助を受けている世帯。生活保護を受けるまでではないが生活に困窮している世帯を指します(行政用語で、生活保護の受給世帯を「要保護世帯」、就学援助の受給世帯を「準要保護世帯」と言います)。

 生活保護受給世帯は、そこまでの余裕は無いものの、定額が給付されるので収入に変動はありませんが、就学援助世帯は定額給付が無いので、仕事が減れば生活状態に直結してしまいます。かつて私がそうだったからわかります…今回のコロナの影響が相当大きいのではないかと心配です。けれど、じゃああの時私が市役所に相談に行っただろうか?議員に相談しただろうか?と考えると、実は全く思い付きませんでした。まだまだ暮らしと政治が程遠い証拠ですね。もっともっと、その繋がりを知らせる役目を果たさなければなりません。

(他の自治体では平常免除される3月の給食費相当分を要保護・準要保護世帯に給付したという自治体がある中で、松戸市はしていない様子…?給食費が月5,000円ほどなので、それらの世帯にとって非常に貴重なお金になります。会派として要望しましたが、3月分は確認できていません。)

 

 どうぞ議員をご活用ください。市民の声を届けるのが議員の大きな仕事の一つです。

2020年3月 8日 (日)

新型コロナウイルスは、見えない亡霊だから怖い。見えるようにして!

こんにちは。

連日報道されている新型コロナウイルス。

毎日毎日、感染者が増えた話ばかり。

”新型”だから当然感染力は強いはず。でも、中には発症しない人もいる。

けど中には重篤化する人もいる。

では、季節型インフルエンザの威力と比べてどうなんだろう?

でも、どんな人が感染しているのか、重篤なのか軽いのか、

治った人はどれくらいの期間で治ったのか、

逆に治っていない人の状態は何なのか…???

 

あまりにも分からなくて漠然とした怖さがあるんだと思うんです。

 

松戸市では、安倍総理の突然の「学校休校要請」を受けて、

全ての小中学校を休校にし、加えて全ての公共施設を閉鎖にしました。

町会会館のような施設まで公共施設に準じた対応にしてほしいと

松戸市から要請があり、閉鎖されています。

 

私は、この措置は非常に疑問を持っています。

市民の自発的な行動まで制限するなんて!

 

ところで、議会事務局を通して、学校に登校している

児童生徒数について尋ねたところ、

36日 小学生590人、中学生4(特別支援学級のみ)

のみでした。

 

学校は特に混乱もなく、静かに自習していたり、適宜休み時間にして

校庭で鬼ごっこをしたり工夫しているらしいとのことでした。

 

しかし、つまり殆どの人が子どもを休ませているわけです。

仕事を休んだのか、誰かに面倒を見てもらっているのか

分かりませんが

春休みまで含めたら1ヶ月も子どもが休みというのは、

働く保護者がこんなに増えている中で

大変なことではないかと思っています。

学校では、事情があれば朝8時半〜午後3時まで子どもを預かる、

としているはずです。

連絡メールではどんな文章だったのでしょう?

やっぱり自宅で見なきゃダメなのかと思ったのか、

子どもが新型コロナウイルスに感染することを恐れたのか?

 

放課後児童クラブに行っている子どもが何人か

週明けに聞いてみるつもりですが、

通常から放課後児童クラブは満杯状態なので、

それはそれで新型コロナウイルスじゃなくても

感染リスクが高過ぎるので行かせたくないという声も聞きます。

 

学校休校は、何のエビデンス(根拠)もありません。

安倍総理が"要請"したのはギリギリ法に触れないのかもしれませんが

明らかに越権行為です。

学校休校に関して決めるのは「設置自治体」、つまり松戸市が

決めることです。

 

さてここで、公共施設閉鎖についての情報を貼り付けます。

Photo_20200308142501 Photo_20200308142502

しかし…私にはむしろ、ほぼ全国がこんなめちゃくちゃな、

総理の号令に従ってしまった事実の方が恐ろしいです。

 

安倍総理は(案の定)、インフルエンザ等特措法を利用して

改正しようとしているではありませんか!

"緊急事態条項"盛り込もうと企んでいるではありませんか()

新型コロナウイルスよりも緊急事態条項を

政権に渡す方がよっぽど恐ろしい…!!!

 

松戸市主催のイベントだけ中止するならまだしも、

公共施設を全て閉鎖し、自主的な市民活動、

市民生活まで制限するなんて、

どう考えてもやり過ぎだと私は思います。

子どもたちの居場所だけでなく、

サークル活動で公共施設を利用していた団体や

毎日図書館に通う高齢者、

市民団体が予定していた集会、

全てやめさせられています。

 

これは市民生活の破壊です!

 

緊急事態条項は、このような制限を

法律でできるように定めるものです。

 

私たち市民は、自分たちの行動は自分たちで判断

出来なければおかしいのです。

国や行政の役割は、単に恐怖をあおることではなく、

エビデンスに基づく正しい情報を提供し、

市民生活に可能な限り支障が出ないように計ることです。

 

先日、ほとんどの野党も賛成して”緊急事態宣言”を可能にした、

「新型インフルエンザ等対策特別措置法」。

緊急事態宣言をすれば、国民の自由や権利を

制限することが可能になります。

今回は発令されませんでしたが、安倍政権が

正しく使いこなせるのか?正直不安です…

新型コロナウイルス対策が性急な課題であったとは言え、

このような改正を非常に短時間の議論で決めてしまって

本当に良かったのか。

もっともっと慎重にすべきではなかったのか。

私は疑問を持っています。

 

ちなみに、新型コロナウイルスについて少し。

新型ゆえに感染力は強いのですが、死亡にまで至る例は

少ないと言われています。

季節型インフルエンザとほぼ同じか若干弱いウイルスだと

言われているので、用心は必要ですが、

必要以上に怖がることはありません。

手をまめに洗い、人混みを避けること。何より免疫力を

下げないように、よく寝ること。

新型コロナで亡くなっているのは殆ど、持病を持つ人や

高齢者と言われています。

一方、季節型インフルエンザでは、日本国内だけで

毎年3,000人が亡くなっているんです。

 

ご参考までに厚生労働省のサイト↓

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

 

学校休校より前に、満員電車はどうすれば良いのかな

と思いますけどね…

 

間も無く、あの311から9年経ちますが、あの時

放射能の影響について殆ど報道せず、

メディアと御用学者を使って「放射能は怖くない」と

アピールしていましたよね?

事実は伝えてくれなかった。

それなのに今回は必要以上に怖がらせています。

あの時は民主党政権だったのかなと思いますが、要は、

政権ってそういうものなんでしょうかねえ…

 

問題の本質は、安倍総理(政権)がこの事態を

まんまと利用している"企み"ではないのだろうか?

と私は考えています。

2020年1月27日 (月)

”ジェンダー平等”日本はどうなっている?

男女平等とか、ジェンダーとか、フェミニズムとか、こういう言葉を口にすると、大抵「強烈な考え方」のようなネガティヴなイメージがあるようです。でも、世の中の男女はほぼ同数ですから、それぞれの声が社会に反映することが望ましいと思います。

やはりどうしても、政治の場にもっと女性の声が必要だと思います〜…

ということで、先日勉強会に伺った時のメモを以下に書き記します。

……………………………………………………………………

ジェンダー平等はどこまで進んだのか

〜できたこと、できなかったこと〜

DVサポートちば主催 @船橋市勤労市民センター

講師:船橋邦子さん(NPO法人女性と子どものスペースニコ代表)

 

北京女性会議から25年、

ジェンダー平等について日本だけが提出しなくて、ギリギリまでごねた。

若い世代とのジェンダーギャップについて

「ネット上に出てこないものは、あったことにならない(歴史として)」

などと評価された。

 

アイスランド🇮🇸の転換点は1975年の女性によるストライキ。家事労働や仕事すべて一切を放棄。

「未来への花束」(映画)

1908年 ウィメンズリスト=女性政党

1924年 平塚らいてうが結社設立

 

セックスワークは是が非か?

 

アイスランドでは

2007年 高校生にフェミニスト教育始まる、

2009年 買春禁止法

2018年 従業員25名以上の雇用主にジェンダー平等計画策定義務

 

北京会議以降、世界はジェンダー平等に取り組み続けてきたが、日本は全く取り組んでこなかった…だからジェンダー統計は下がる一方。

世界は「フェミニストはカッコいい」という感覚。

 

韓国は104位、

講師自身、韓国にて女性学を教える活動をしてきた。1983年あたりから女性の電話が始まっていた。性暴力をきっかけに運動が始まった。

 

パクウォンス ソウル市長(2011年から)

2012年。非正規労働者を正規労働者にした。

米軍基地は次々と撤退している。そのお金の7割を女性政策に使った。軍隊=男性の象徴だから、浮いたお金を女性政策に使うのは当然だ、という考え方。

 

2004年、選挙関連法の改正。

県議会議員レベル以上の選挙には50%女性にしなければならない。

また、政治資金に関する法律改正。政党助成金の10%を女性政治の発展に使用することを定めた。

 

一方で性暴力被害者が加害者を殺害する事件が相次いだことを受けて、性暴力特別法が成立(1993年)→家庭暴力犯罪の処罰

 

世帯単位は差別の再生産

日本人女性は怒らない国民性?

 

新自由主義に乗っかったフェミニズム運動はダメだ。

3割の声は必要だがそれだけでは不足。

 

中曽根政権、

米クリントン、英ブレア、世界はまだ市民福祉に向いていた。

 

韓国では家族法を改正し、「戸籍」→「個籍」に(戸主制廃止) 272人の国会議員にロビー活動したため、戸主制廃止272と言われる。

 

しかしなぜパク・ウォンスン市長がここまで出来たのか。それは市民のキャンドル革命、市民の後押しによる。

ムンジェインが最初にやったことは最低賃金の導入。

 

フェミニズムとは、一人ひとり誰もが自由に解き放たれるのが基本。

 

民主的な政権にしか、普遍的人権を守る政策はできない。プラス税制。何をどうしていくかを示さないと。

熱帯雨林保護運動(サラワク)の30年をふりかえる

私がまだ20代の若かった頃に関わっていた「サラワクキャンペーン委員会(SCC)」。

そのふりかえりの会があると聞いて参加しました。

市議会には関係ないけど…と思いながらの参加でしたが、なんのなんの!!!

公共施設の建て替えが迫っているなら、めっちゃ関係があったんだ!と気付かされました。

それに私、改めてすごい運動に関わっていたんだな〜、と思いました。

 

以下はメモです。

……………………………………………………

 

失われた30年 サラワク

http://www.jatan.org/archives/5030

森のある惑星

https://morinoaruwakusei.net/

 

代表:トム・エスキルセンのお話 2020.1.24

なぜ関わるようになったか。元々ガンジーの思想や仏教に興味があったが、途上国を訪れると、余りにも現実とかけ離れた生活を強いられている人々、しかし尊厳を持って生きている現状を見た。

 

一方で、農薬問題から入った、松井やよりさん(元朝日新聞編集委員)、黒田洋一さん(環境活動家)がサラワクの現状を知り大きなショックを受けた。

 

1980年代後半?マレーシアのサラワク州にブルドーザーが入り、大木が次々伐られ、日本に送られて、コンクリートパネルやカラーボックスに。

 

最初はフィリピン、次にマレーシアのサバ州、次にサラワク州に移ってきた。インドネシアでも。

現在でも、合板輸出量の3〜5割が日本に送られている。

 

やがてパームやし(アブラヤシ)の生産に移り始めていった(ブルーノマンサー基金に説明がある)

 

アカシアなどモノカルチャー植林が進んでいる。

 

サラワクの森林破壊

グローバルウィットネス「野放し産業」より

 

前後するが、

1980年に入ると大規模な道路封鎖が行われるように。1987年3月には25箇所で一斉に封鎖。

しかし法律が作られて、

1月、JATANが地球の友、JVC、日本消費者連盟などに呼びかけた

松井やよりさんが朝日新聞に記事を書き

 

1990年、サラワクキャンペーン委員会ができた。

 

以下活動のほんの一部↓

 

伊藤忠商事が問題の根源(の一つ)だと突き止めた

 

黒田洋一さんの書籍が世界的に高く評価される。ゴールドマン環境賞を受賞

 

昼夜無い運動、凄まじかった。終電は当たり前、下手をすると事務所に泊まり込み…

 

国際熱帯木材機関(ITTO)前で先住民族と共に抗議行動やキャンペーン活動

 

文部省が三菱商事自画自賛マンガ本(全国高校に配布していた)をリコール

 

ゼネコンと「コンパネ連絡会」を設立、定期的に会議

 

1992年12月、丸紅前でハンスト

 

自治体キャンペーンも勢いづいた「熱帯材を公共施設に使わないで!」全国各地で。全国キャラバン。

 

オーストラリアのエコロジスト、アンニャ・ライトも参加

 

熱帯林保護全国市民会議(1990〜1997、8回)

 

代替材・モデル工法の見学

 

熱帯雨林とサラワク先住民族(書籍)

やがてコンパネ問題から内装材問題へ。

 

そんな過酷な活動の中、スタッフは疲れも出始め、1人2人脱落

 

全国で100以上の自治体が熱帯材削減を実現した

 

1995年3月、代表松江和子さんの右腕だった市井晴也さん新潟県へ移住、松江さんも故郷に帰り、代表は浦本三穂子さんに。

 

家具の問題を扱い始める

 

1997年COP3(京都議定書)、会場ではウータン:森と生活を考える会のキャンペーンに参加

 

現地では徐々に先住民族に対する弾圧が酷くなり、逮捕や不公平な裁判が続いた。基金を設立。

1990年には、土地を奪いに来た暴力団と衝突し、暴力団の4人が死亡する事件、正当防衛が争われた。

 

2000年には入り、アブラヤシの巨大広大なプランテーション問題にシフト。勉強会から

 

現地から先住民族が来て、アブラヤシプランテーションの深刻さを訴える集会

 

2004年 オーラルヒストリー調査(生活の痕跡、文化などを調査してまとめる)→森の言葉

森の中で、遠くの人と交信する技法

逆にプナン語にも翻訳して現地に配布

 

スタッフは病気や新しい問題に取り組まざるを得なくなったりして、活動が手薄に。

細々と、現地を見学したり、イベントを開催したりしている。

 

パタゴニア助成金他を取得、少しずつ機運が高まっている!ホームページもリニューアルした!

 

いまだにサラワク材輸入第一国は日本である。

パーム油発電が盛り上がる可能性、熱帯雨林破壊の危機再び。

 

MTCCの検証が必要だ

マレーシア木材認証制度

 

ムル国立公園前でも2019年にバリケード、今なお続く。終わっていない。

 

…………………

【意見交換】

 

ホームセンターに行けば、まだまだサラワク材が見つかる。

 

Q:何が行動を減速させたか?

A:市民への広がりが足りなかったかも。自治体は職員の異動があり、継続されない。

 

平成30年林業白書によると、国産材の使用は少しずつ増加している。また、丸太よりも製品として輸入している。

 

代替材(型枠)について、東京都、鹿島建設、プラス 熱帯材を使わない強度がある合板を作った

 

型枠大工は職人芸、誇り高い

 

トップダウン、ボトムアップ両方必要だが、やり切れていないのが現状

 

工事の特記仕様書に一行「熱帯材不使用」と入れるだけ

自治体が条例を作れば良いのだが。

 

 

FOEの方:

人をモービュライトする難しさを感じている。

1990年何が今と違っていたのか?

→安保世代の残党がまだ残っていたのかもしれない。今より生活にゆとりがあった。

アンニャ・ライトのツアー活動も大きかった。

 

サプライ問題が見えないところで起きている。気候リスクに関しても非常に高いにも関わらず、SDGsに賛同している大企業であっても知らない。

アクションのたびにマスコミに訴えるとか。

 

資本主義の構造そのものの問題がある。

 

活動手段としてSNSを利用してはどうか?

若い人に対する発信を。

 

まだまだ豊かな森、守るべき森がある。

信じられない、ビックリする森がある。

親類の貴重な財産、文化。哲学と生き方。若い人に伝わっていないことは、森林が無くなること以上に大変なことかもしれない。

 

2020年1月26日 (日)

日本の教育に取り入れたい「イエナプラン教育」

ドイツで生まれ、オランダで広がった”イエナプラン”という教育法。

一人ひとりを尊重しながら自立と共生を学びます。

https://www.japanjenaplan.org/

その豊かな教育環境と、教師のレベルの高さ、子どもたちの大人度には驚かされます。

以前に学んだ、デンマークの大人向けの学校「フォルケホイスコーレ」と重なりました(その時に紹介された、デンマークの学校の紹介と重なったのかも?)。

https://www.ifas-japan.com/folke/

 

以下はメモです。良かったらお読みください。

…………………………………

 

イエナプラン(教育プログラム)〜オランダの教育〜

2020.1.25@西船橋

講師:漆原幸子さん(心理士)
教育者でもない自分がなぜ教育の話を?
きっかけは息子の不登校、
家族にとっては青天の霹靂、もう明日は無いかのような気持ちに
息子が通っていた幼稚園はモンテッソーリ教育を実践、キリスト教の精神、自由で豊かな毎日だった
そんな中出会ったのがイエナプラン。
息子は見る見る変わり、様々なことを自分で選択し決定していった。そんな、息子が愛してやまないイエナプランを実際に見に行こうと渡欧。

日本ではイエナプランを教えられる教師は十数名しかいない

イエナプランの成り立ち
ドイツ人ペーターセン、
初めは「人間の大学」として大会で発表→秘書たちがイエナ大学発祥の理念だからと「イエナプラン」と。

一言で言えば「生きて学ぶ共同体としての学校」
*リビグルームとしての空間
*考えるから育むへ
*異年齢のグループ(破壊という強い言葉で単年生を批判)
*個人の進度や学習リズムを重視

インクルーシブな社会に向けて(当時この言葉は無かったのでは)

社会における責任ある人として人とともに生きるための練習の場である

時代は第二次世界大戦に向かう頃、大学を追われ、西ドイツに亡命後、ペーターセンは死去

オランダでの広がり
スース・フロイデンタール=オランダ、イエナプランの母と呼ばれる
学校に不満を持っていたスースは、ある時イエナプラン教育を知り、衝撃を受ける「これこそ私が求めていた教育だ」
以降、普及に尽力する

8つのミニマム
1、インクルーシブな考え方を育てる
2、学校の在り方を人間的で民主的なものにする
3、対話および学校に関わる全ての人と対話する準備ができていること
4、教育学的な思考と行為の人間化(生徒、という括りにするのではなく、一人ひとりを人として尊重する)
5、学校に関わる全ての人の真正性さ(ホンモノに触る、感じる、味わう、など。立場は関係なく人間としてのホンモノさ)
6、生と学びの共同体における、協同的で自立的な秩序を通じた自由
7、批判的な思考を育てる
8、創造性を刺激し、創造のための機会を与える

イエナプラン教育の20の原則
人間について5、社会について5、学校について10

リヒテルズ直子さん「明日の学校に向かって」(ドキュメンタリー映画)

1〜3年生が同じ場で学ぶ、上級者は新級者に教える、世話をする、

基本活動→対話、催し、仕事、遊びのサイクル(循環)
教育の中に"遊び"が含まれていることが素晴らしい。
日本の子どもは遊んでいない。

校庭を作り替えている最中の公立学校、子どもたちが相談して実現する。

サークル対話
みんな対等に。

教室には黒板が無く、モニター画面、児童生徒にはパソコン

ブロックアワー(学習時間)には、インストラクション(先生からのレクチャー)を受ける子もいれば、進んでいる子は自分自身の学習に集中することができる。静かに集中したければイヤーマフをする。その子らに声をかけて良い場合かどうかは、色の札の色で知ることができる。
同じように、トイレを利用する場合に、マークを見れば、今トイレが空いているかどうか知ることができるようになっている。

ワールドオリエンテーション
「問いを立てる」こと。答えを見出すことが目的ではない。
出された問いは、マインドマップにまとめられ、整理することができる。思考力の構築に生かされる。
調べ学習の結果や成果の発表をする形態は子どもたちの自由

すぐに教育の結果が出るわけではない。

ネガティヴケーパビリティ(答えの出ないことに耐えること。不確実性に耐えること。)精神科医が翻訳。→相手を理解するための下支えを育む力になる。不寛容は戦争につながる。
今現在に求められている力かもしれない。

催し
年間行事、週の初めや終わりに行われるミニ発表会、誕生日会、クラスで催すパーティーや発表会。

マルチプルインテリジェンス
言語スマート、数学・論理スマート、空間スマート、音楽スマート、運動スマート、人間関係スマート、自然スマート、内省スマート
得意、不得意、

通知表だけではなく、ポートフォリオ(一人ひとりの成熟した記録)
最近はパソコンに取り込まれつつある

出来たことを書く。
生徒を一般化しない。

通知表、ポートフォリオと共に懇談会の招待状が届く。子どもが話したいこと、親が話したいこと、扱いたいテーマなどを記入できる。
懇談会は、中心は親ではなく子ども。
自立性が重視されている、と親は評価し、感謝している。

オランダって
フランス革命後、ナポレオンが学校法を制定。政治的中立な公学校。
それに対するアンチテーゼとしての教育の自由、90年に渡る闘争…
その結果↓
*設立の自由…学校を創ることができる(今は簡単には創れない)
*理念の自由…宗教・非宗教の平等、公平
*方法の自由…教員、計画、教材等の自由裁量権

私立>公立
幼小一貫、中高一貫
4歳から小学校入学可(義務教育は5歳から)
中核目標
「個別教育」が主流…オランダでもかつて画一的教育に批判が高まった
イエナプラン校は全国220校程度→割り合いは少ない
(概ね8年間で目標に達成すれば良い)

⭐︎費用は国費、交通費も含め保障されている

オランダって
マイノリティ共存社会(柱状社会)→昔から多民族国家、他言語社会だったことが影響
ワークシェアリング→正規非正規は全て同一賃金同一労働同一保障。夫婦て収入や労働日数をやりくりできる

*社会における安心安全な居場所がある
*主体的な遊びと学びの保障
*対話と協同により

誰もがありのままに育つ権利が保障されて欲しい

日本でも、
軽井沢の風越学園(学園長がリヒテルズ直子さんと懇意)や長野県の大日向小学校が取り入れたり、名古屋市など公立学校に取り入れられないか検討中とのこと。

 

日本の教育、変えたいです!

わずかに、千代田区の麹町中学校や世田谷区の桜丘中学校が素晴らしい教育環境を創っていて、まさに一縷の望みという感じですが、スタンダードにしたい。子どもたちが生き生きと生きられる環境にしたいです。

2020年1月19日 (日)

ヘイトスピーチをする人の心理

新年が明けました。
今年も宜しくお願いいしたします。
新社会党千葉県本部の新春の集いで、ジャーナリストの安田浩一さんからヘイトスピーチについて講演がありました。以下はそのメモです(写真が不鮮明でごめんなさい)。
なぜ、中国人や朝鮮半島の人たち、あるいは日本に住む韓国人の方に対して、あそこまでの憎悪があるのだろう。
私は中国人にも韓国人にも在日韓国人にも友達がいるけれど、普通に友達で、何とも思ったことはありません。
むしろ、知らない国で育った人との会話は、歴史観も含めて学びが多く、話をするのが楽しみだったけどな〜…


↑船橋市ぎの池沢みちよさんと。

2020年 新社会党千葉県本部・憲法を活かす会千葉県協議会 新春のつどい

参議院議員 小西洋之さんより
原則 停戦合意があること、先方の国の理解・同意を得ること、中立であること
しかし実体は…日本自衛隊はイランの情報を集めてアメリカに渡す任務を遂行することになっており、全く中立ではない。
桜を見る会は安倍首相の買収罪である。
それを安倍総理に真正面からぶつけていく。
ジャーナリスト 安田浩一氏のお話
「これでいいのか、日本の社会⁉︎差別と貧困、ヘイトで考える」
今や講演会で罵声が飛ぶのは当たり前になった。
票にならないことには取り組まない保守系議員。
ヘイトスピーチ解消法が成立したが、罰則規定はなく、実効性に乏しい。
「出て行け」「死ね」は下劣で低俗な言葉ではあるが、実はヘイトではない。しかし、ここに国籍や人種など属性を指して卑下することが加わるとヘイトスピーチになる。人種、国籍、障がい、LGBT…
2013年から新聞に初めてヘイト記事が登場した。それまでは全く存在しなかった。
2015年5月サンケイ
例えば西船橋で↓(写真)
「西船橋から中国人は出て行け!在日を追い出せ!」と、旭日旗やナチスの旗を掲げて練り歩く。
差別を無視し、容認し、関心を示さない日本こそが真の敵だ。
災害のたびに流布しているデマと流言。
「台風で中国人と在日には消えてほしい」「ドサクサに紛れて在日が井戸に毒入れてる」「中国人がコンビニ荒らした」…
Twitterでいくらでも検索できるし、削除されないまま。誰も罪に問われない。
ベストセラー作家 百田尚樹のひどい発言「中国ひどい、韓国とは国交断絶しろ、アイツらと戦争したい、人間のクズ」
90年代、気になり始めたのが外国人労働者
外国人実習生の取材がきっかけでヘイトスピーチに入っていった。
木更津の養豚場で働く中国人の事件。真面目に働いたが給料がめちゃくちゃ安い。
これ↑はある技能実習生の労働契約書(写真)
あり得ない時給…
技能実習生は"労働者"じゃないという勝手な理屈。
休む間もなく安月給。働き先を変えてほしいと訴えた。日本に来るために借金してきたが、この時給だと借金を返すだけで終わってしまう。彼は自殺未遂をおかす。
しかし技能実習生は転職できない仕組み。
雇い主は警戒し、騙して強制送還しようと試みたが失敗。揉み合いになり、彼はとっさに納屋から包丁を持ち出し、刺し殺してしまった。
懲役16年、現在府中刑務所に服役中。→出所したらどうなる?
技能実習生は、例えば…
*不平不満を言ってはいけない、
*携帯電話所持禁止、
*恋愛禁止(同居、結婚、妊娠、一切禁止)…
相手が外国人だから舐めくさっている。
経営者にこの現状の理由を聞くと、皆同じく「外国人だから」と答える。
洋服、野菜、水産、リネン…
ものづくりに関わる労働は殆ど外国人という実態。今彼らがいなくなったら日本は全く成り立たない。なのに外国人差別をしている日本という国。
3年間時給450円で働き続け、明日帰国するという日に逃げ出した中国人。通帳は3年間渡されなかった。帰国の前日に渡された通帳を見たら殆ど溜まっていなかった。名古屋、東京、茨城、栃木…
アンダーグラウンドで働く方がよほど稼げる実態。
農村を歩いていると目立ったため、職質を受けた。パスポートを見せろと言われて彼は逃げ、結局警官に撃たれて即死。
中国人の家族が裁判を起こす。
裁判所の前が騒がしい。聞くと「右翼が来ている」と。しかし街宣車はいない、特攻服いない…
若者、ベビーカーのママ、同い年ほどの男性、全く普通の人にしか見えない人たち。
不逞支那人を射殺せよ、と。
2チャンネルの呼びかけによって方々から集まった人たちだった。中国人の分際で日本を訴えた不届き者を許すな!と。
不法滞在外国人が怖いというイメージがあるようだが、実際には違う。目立つと自分が困るから、大人しく目立たなくしている。
記事にしよう、と持ちかけたが、どの出版社も乗らない。「こんなの一時的なもの。すぐに淘汰される。いつの時代にもバカはいる」
2016年 国連の差別撤廃条約
在特会、今や会員15,000人、案外高齢者が多い。
金持ち、公務員、教師もいる。
2013年中学生が参加していてビックリしたが、今では全く驚かなくなった。
これに対して体を張って闘った政党、労働組合は、ただの一つも無い。
ヘイトスピーチは「言葉の暴力」ではない。ただの「暴力」である。心をズタズタに引き裂かれる痛み。当事者はいつまでも傷を忘れない。
最も戦うべき相手は、
痛みを受ける当事者ではない自分。
傷つかない自分
であり、
先頭に立つべきなのは、その自分である。
あらゆる戦争は全て、差別から始まるからだ。
社会を地域を、人間の命を、良心を守るために。

2019年12月22日 (日)

イベント”プラスチック問題から考えるサーキュラーエコノミー”報告!

”プラスチックの問題から考えるサーキュラーエコノミー”というイベントに参加しました。
とても良かったので、ちょっと長いですが良かったら最後までお読みください♬
武本国弘さん 環境活動家
地球上から、すでに7割のサンゴ礁が消えた。沖縄本島からは9割以上が。
八重山諸島に少し残っている。
気候変動の影響は凄まじい。
5月の八丈島の水温は32度、最近ずっと暖かい。だから海上竜巻も。
しかし政治的危機が最も心配。
日本中の海で"磯焼け"が起きている。
26トンあるテトラポットが防波堤に打ち上げられ、台風の強さが増していることがわかる。
葉山の湘南道路も、いずれ無くなるだろう。
気候変動ではなく「気候危機」である。
このままでは2030年を待たずに地球は「臨界期」を迎えてしまう。
今、どんなに海がひどい状態か、知らせたい。
石炭火力発電、96基、建設中22基
日本は環境破壊大国である。
実質賃金指数、世界で日本だけが下がっている。
で、海洋プラスチック問題。
父島、パラオ、海岸はプラスチックゴミだらけ。海上にもペットボトル、バケツ…
海水にはマイクロプラスチックたくさん。プランクトンに
EUで禁止になっている"可塑剤"が問題。
葉山市の素晴らしいゴミ取り組み
 
最近生協からの講演依頼があり、生活者が世の中を変えるかもしれない…で、プラスチックフリーの店「Papalagi」を始めた。
ベスト、ベター、
バンブーファイバーのカップ
バナナペーパーで作られたボールペン、絵葉書、帽子、藝大の卒業証書
生分解性の洗剤を量り売り
ヌードストア(包装しない野菜)→有機無農薬野菜を出来るだけ3日以内に売る
近くで物を仕入れる=排出量削減する
LUSHは進んでいる
ブーメランバッグ(不要の紙袋を店頭に置き、買ったものを入れて帰って良い。次回来たときにそこに返すこともできる)
給水スポット運動
室内仕上げは全て非化学物質。接着剤は米。
大学生「環境の話をすると"神経質だ"と言われる」
1人で出来ることはたくさんあるが、追いつかない。行動提案
しかし、それにしても時間が無い。あと8年しかないのだ!
知ることが希望!
……………
グリンピース 大館弘昌さん
プラスチック汚染とは
気候変動への影響、プラスチックが増えるほど影響が出る
国際的廃プラスチック取引、日本は世界第2位…その先どうなっているか?
行き場を失う廃プラスチック
中国が輸入禁止→マレーシアベトナム→禁止?→⁇
グローバルビジネスとプラスチック問題
ブレークフリーフロムプラスチック
世界400ヶ国以上で清掃活動とブランド調査
今年は9月、大磯町で。
ビジネスとプラスチック汚染の繋がり→コカコーラ、ネッスル、ペプシコ…
まやかしの解決策
1、リサイクル向上
2、代替品
世界でこれまでに生産されたプラスチックの9%しかリサイクルされていない。
リサイクル「出来る」とリサイクル「される」は違う
熱回収57%、様々ごまかしがあり、8割がリサイクルされているかのように見せかけてきた。→マテリアルリサイクルされるプラごみ66.8%が輸出されている。
しかし…
プラスチックから紙へ移行すれば良いか?→森林破壊に繋がるかもしれない
植物由来・生分解性プラスチック
海に流れると食品汚染に繋がるかもしれない
サーキュラーエコノミー
循環
循環するには長い道のり
増えるプラスチック包装、2050年までには今の4倍になる?
クローズドループ?
解決策は?
1、削減
2、再利用&詰め替え
パッケージの要らない青果売り場
果物や野菜に直接ラベリング(スペイン)
ミストを利用した冷蔵システムにより野菜を裸売り
チリで広がる量り売りネットワーク、リユース出来る容器を何度も使う。街中を電気自動車の移動販売車が走り、スマホとも連動する
間も無く日本で展開する会社も
不要な使い捨て包装を大幅に減らす
使い捨て包装の要らない商品デザインや販売方法を導入
大手企業がこれをビジネスチャンスとして捉えて欲しい。大きな可能性。
「スマートスーパーマーケット」報告書、本日販売
みんなでリユース革命を起こそう!
一団体では変えられない。みんなの力で!
…………………
ビーガン料理を作っている
サスティナブル学という学問を学ぶ
チームメンバー、パートナー、お客様、環境、に優しくなれるか?
経済合理性を最優先しない、パートナーシップの構築
家族に食べさせるものをお客様に提供
フードロスを出さないために店舗では日替わり、お任せメニューのみ、お客様に選ばせない。国産食材(野菜は関東近郊)、割り箸は国産間伐材、ケータリングの備品をプラスチックから紙と木に移行中、個包装のおしぼり→BOXウェットティッシュ併用、マイお弁当箱導入予定(2020年1月)←容器を販売
……………
[トークセッションタイム]
しかし商売は難しい…
日本人の潔癖症は敵だ!
誰が触ったか分からないものを嫌がる人が多い。しかし火力発電所の方がよほど汚いのに!
葉山町では、戸別収集に変えただけで35%ゴミが減った。自治体の力、頑張りは実はすごいものがあるのだ!
*会場から*
①頑張ってもプラスチックゴミが出るのがストレス。アドバイスください。
→もう十分やられているので、苦しくなるまでやるのは違うかなと思う。自分だけの問題ではないのだから、もっとシェアしてみよう。
(グリーンピース)日本では政府や企業への信頼度が高いが、ヨーロッパではNGOの信頼度が高い。だから日本では7,000人のサポーター、ドイツでは60万人…
日本の空港で「グリーンピース」と名乗ると、別室で5時間足止めされる。他の国では見ない現象。
ユニクロ(ファーストリテアリング)らとファストファッションの負荷が大きくなっていた。それを変えていこうというデトックスアクションが2011年から続いている。
いかにスピーディに科学的に効果的に戦略的に進めるか?グリーンピースにはグローバル団体として求められている。
しかし常に見直していくことが大事。
② 衣服のリユースをする市民団体のスタッフ
リユースはどうか?
海外で良く見るのは給水所。
マイ水というアプリも登場している。
独居高齢者の出すプラゴミが問題。
企業にこそ期待したい。企業が変わらないと変えられない。
日本サスティナブルコーヒー、
フェアトレード、サスティナブル、そんな言葉を出すだけで拒絶された経験。
ファイトするだけじゃダメ。
*感想*
今日は、自治体から出来る廃プラスチック&気候変動問題のヒントが無いかと考え、参加した。スピーカーの武本さんが「自治体の力はすごい」と仰ったことが非常に嬉しかったし、開眼させてくれた。
松戸市も"サスティナブルな自治体"に仲間入りしよう!
葉山町にも視察に行きたいと思う。

2019年12月16日 (月)

子どもの声からはじめよう

先日参加した講演会のメモ、毎度長いですが……
お話は、虐待当事者だった中学校の先生です。
文章の感覚を開けたいのですが、何故ができません。
とても読みづらくてすみません汗
………………………………………………………………
子どもの声からはじめよう〜虐待・社会的養護の当事者に学ぶ〜 2019.12.7
基調講演
千葉私立星久喜中学校
千葉県生実学校内分教室
中学校教諭 川瀬 信一氏より
そだちとすだち プロジェクト
一番小さな時の記憶は掃除機
しかし次の記憶はゴミ屋敷になっている家。
後から知ったが、この頃母親は精神疾患だった。やがて虐待が始まった。
友達の誕生会、帰宅が遅くなり、母親が激怒。珍しく料理していたシチューの鍋を頭からかけられる。
翌日学校に行ったら、流石に担任が気づき通報。一時保護。
帰宅したが以前とは変わらず…
家にいたくなくて、度々近所のゲームセンター(個人経営)に、閉店する12時まで居た。
父親が迎えに来て、母親が寝静まってから帰る毎日。父親は母親からDVを受けていた。
友達の家は様々だった。
行くことはあっても呼ぶことはない。
小6の頃、それがおかしい、ヤバい、と気付く。
そんな時、児童相談所から
里親がいい?施設がいい?
と聞かれる。
友達を呼べる方がいいので、里親を選んだ。
実子はなく、大事にしてくれた。
家族の一員として役割を与えてくれた。
が、雨戸を閉めること、花への水やりが出来なかった。
役割を果たせないし、迷惑をかけている自分、段々自信を失った。
「あなたが来てから水道代が2倍になった!」とすごい剣幕。元の家はゴミだらけ、水道の蛇口の構造が
学区外の中学校に通い、友達ゼロからのスタート。流行りのシャープペン、欲しかったのだが里親さんに言えない。
お金を盗む、万引きをする、補導。
里親さんから「もう預かれない」と断られてしまう。
児童心理司と、うまくいかなかった理由を振り返り。
生活習慣がない、訓練されていない。
→児童自立支援施設に。
そこには、問題行動の子どもがたくさんいるが、皆んな、育ちの過程で身につけられなかった子どもたち。
悪い子、と思わないで。
意見聴取から始まるソーシャルワーク。
里親さんとの不調の経験を振り返ることができた。どちらがいいか決めさせてもらったことは良かった。だからこそ振り返ることができた。
野田市の心愛ちゃんの虐待死。
学校アンケートに書かれたSOS、
一体どれくらい大切に考えられていたのだろう?
虐待相談の件数、うなぎのぼり。
虐待数とは一致しない。
児童福祉司、休職率は教員の4倍。過酷な実態。問題点を洗い出して、上手くいかなくなった原因を補強しなければならない。
子どもの声からはじめよう、
子どもは何を望んでいるのか。
アドボカシー、という言葉。カナダ、イギリス、児童の声を聞いて施策に反映
昨年から
「子どもの声からはじめよう」
という勉強会を始めている。
小さな子どもが発する「家に帰りたくない」は、児童相談所では聞き入れられずに虐待死した船戸結愛ちゃん。
アドボケイト(advocate)の役割
子どもの立場になって、アドバイスくれたり、支援と繋げてくれたり、場合によっては闘ってくれる。
子どもアドボカシー=マイクになること。
*セルフアドボカシー
困難に直面している人
*差別への異議申し立て
大人の仕組み
*ライフスタイル
何を望んでいるのか
*子どもは権利行使の主体
この見方が出来ない限り
子どもアドボカシーの原則、6つの原則がある。
一例→知られたくない事情を信頼して話したら、翌日には全員知っていた。その瞬間、全ての大人を信頼できなくなった子ども。
講座を開催しているので宜しければ。
アドボカシージグソー
フォーマルアドボカシー…公的機関のアドボカシー
ピアアドボカシー…自助グループのアドボカシー(同じ立場のアドボカシー)
インフォーマルアドボカシー…
など
子どもの声を聴く、
①目の前の子どもの声を聴く
②子ども・若者の声を施策に反映させる
プロセス
意見聴取→意見形成支援→意見表明支援→施設からの意見・情報→子どもへの情報提供→意見聴取…
アドボカシーシステムの構築に向けて
子どもの権利条約、意見表明は言葉だけとは限らない。泣く、絵で訴える、なども。
国でもこの仕組みを構築しようという動き。
イギリスではすでに制度化。
虐待を機に、
この数年で劇的に変化、
アドボカシーは行政から独立していること。
アドボカシーシステム導入のメリット
一時保護、過程復帰、措置先への適応を促進する
権利侵害事案の早期発見
ケアからの自立、社会適応促進
市民参画、地域教育力の向上(穏やかな社会的養護)
当事者ね参加・参画の推進
虐待家庭に触れちゃいけない?という感覚があるかもしれないが、社会(近所)の見守り、支えが必要。地域のパワーにも。
お互いをチェックするような社会になりつつなっていないか?
監視されたら隠そうとする心理が働く。
繋がっている地域を構築し直す必要があるかもしれない。
…………………….
厚生労働省 子ども家庭局 家庭福祉課 社会的養護専門官 胡内 敦司氏
川瀬先生の話を制度的に。
児童相談所に通報があったら、家庭訪問、親と離すべきかを判断する。
平成29年
全国13万件の相談、
21,268人が一時保護、
施設や里親に4,579人
全体の3.5%が施設に入る。
逆に言えば、96%の子どもがリスクを抱えたまま自宅に戻って生活している。
2016年、児童福祉法改正、連絡先に自治体が加わった。
地域がどうなっていけば良いのか?
犯人探しだけで終わらせてはいけない。心配な家族へ声がけ。或いはその子どもに声がけ。
子どもの権利条約、30年前に国連で採択され、日本は25年前に批准。
その理念が児童福祉法に盛り込まれた。
子どもの貧困対策に関する法律も5年経ち改定された。
旧:子どもは等しくその権利を「保証され」→受け身だった。
子どもが意見を言えない場合、子どもの声を汲み取る。大事なことは子ども自身の声。
自己決定→自立へ。
赤ちゃんが泣く。それも意見表明。泣く理由がある。
児童虐待防止法
3-⑤、権利養護のあり方を2年のうちに考えていきましょう、と
各々の立場で最善の力になることが大事
子ども・子育て支援新制度と社会的養護
様々な機関があり、専門家がいる。それらを制度で分担するのはもったいない。
どこに相談しても繋ぐ、という組織体系を。
…………………
トークセッション
過去を離すことについて。
中学校の時は、施設から通っているのが恥ずかしかったので不登校だった。高校は通う範囲が広がり、生き生きできた。大学では更に。プラス、様々な立場の人や生き方があることを授業で知り、自分のことを相対的に知ることができた。
電車の中で、母親が子どもを叱りつけている場面、周りはどうすればいいか?
案外実践は難しい。
けれど、トライしていけたら変わっていく。

«選挙で野党議員を増やさなければ、結局社会を変えることはできない。