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2019年7月29日 (月)

「ひきこもりと向き合う」と題した講演会

引きこもりと向き合う 家族や周りの人へのヒント ’19.7.27 @稔台市民センター

主催:ひきこもり応援ネット https://hikikomoriouen.wixsite.com/hikikomori-ouennet

 

(途中から参加)

ひきこもり家族自助会 とやま大地の会 山岡和夫さん

●地域で生きていくために重要なこと

 まずは経済的安定、その上に社会制度、居場所、役割、互助活動が必要

 

●引きこもり→居場所→就労、という絵を描く人がいるが少し気をつけなければならない。

 

●なぜ「家族会」が長く続いているのか?

安心できる居場所=唄える、話せる、泣ける、笑える、愚痴を言える、聴いてくれる…

関わりは家族以上にもなるので、抵抗なく相談できる

会員の「助けて」の声には、ピアサポーターとして関わる

 

アメリカ、ドイツ、スウェーデン、日本の意識調査

 困った時に頼れる存在は?

 頼れる相手は友人・近所の人、どちらも日本の割合が高く1位、

 頼れる相手は誰もいない、は最下位。つまりいないということ。

 

 

高岡つくしの会(富山県 家族の会) 宮川和恵(きよえ)さん

 

2003年3月、一軒家の提供、自治体の理解、

まずは家族が元気にならないといけない。

同日に親子別々に集まる。

「居場所がなかった」の当事者の声。居場所で友達ができる。

現状を何とかしたい、先のことを見つけたい。

仕事を探した。

親同士のつながりができ、とても良い活動だったが、一方でこどもに悪いような気がしていた。

山形でも同じような動きが。

独居の高齢者の問題も。

家庭の事情を抱えていることも多い。例:介護を抱えていてひきこもりの息子のことに取り組めていない、など。こういうご家庭は、学んできた通りには難しい。親が子どもに寄り添うとはどういうことなのか、大事な学び。

「どんなことがあっても味方だよ」というメッセージを発する。

個々の状態は違うので、一人ひとりに合わせて支援を考える。

一歩を踏み出すまでには非常に時間がかかる。

 

フリースペース ふきのとう「おーい中村くん」0956768131 とても良い本との紹介。

 

質問&意見タイム

1、高額なカウンセリングの問題…親が専門家に我が子をなんとかしてほしいという気持ちを利用されてしまう?大事なのは本人の気持ち。

 

2、抵抗感なくひきこもりの息子と話すには?…当人から学ぶことがたくさんある。「分らなければ本人に聴け」という話もある。

 経験者当人が現在ひきこもっている辛い話を聴く場合、トラウマが起こることもあるが一見しただけでは分からない。

 親だからこそ(関係が近すぎて)支援が難しい場合もある。

 

3、生きづらプロジェクト(?)

 料理&食事をする集まりについて教えてほしい…つくしの会では、子どもよりも大人自身が元気になろう、と、作って楽しく食べている。

 

4、よっといで!(松戸市内の自助グループ)の事例 http://yottoideyo.web.fc2.com/

 31歳の男性。オンラインゲームで知り合った外国人の友達が日本に遊びに来ることに。会いたいと言うが断れない。とうとう友達は松戸まで来てもらうことにした。外国から来た友人は日本語が分からないのでレストランで注文も自分でしなければならない、案内も。帰宅した時にはグッタリだったが、それをきっかけに徐々に外に出られるようになってきたみたいだ。何かきっかけになるか分からない。

 

5、ひきこもっている子どもが食事を摂らない、とても心配→会場から:自分の場合は、子どもは食べなくなったら1週間全く食べない。でも水分を欲するようで、摂りに来る。とりあえず水分さえ取っていれば大丈夫。冷蔵庫にはウィダーインゼリーとか、冷凍庫にはアイスクリーム。そして家族分を入れておく。子どもだけ特別にしていないと言うメッセージ。

 

6、初めて子どもがひきこもった場合、親はまず何をすれば良い?

→ひだまりでは、小中高、卒業後の人も。親の会は月に一度。不登校問題を考える東葛の会 ひだまり http://hidamari0501.web.fc2.com/

 

<感想>

ひきこもりは全国に61万人いると推定されました。

不登校の児童生徒は全国に14万人います。

これは個人の問題ではないと思います。

最近、凶悪な事件を起こしたのが「ひきこもり状態の人だった」とニュースで報道され、偏見が広がるのではないかと心配しています。

不登校の子どもが親に暴力を振るうシーンも、学園もので見たりしますが、そう単純な話ではないと思うのです。

 

私の息子は現在高3ですが、彼は中学校にほとんど行けなかった不登校生徒でした。

ある校長は「長期の不登校は学習を絶対に取り戻せない」と言いました。

本当でしょうか?

そんな風に考える人が教育者であることに大きな悲しみを覚えます。

 

松戸市の不登校の児童生徒は、一昨年度486人→昨年度602人に増えました。

学校のシステム、仕組みが、もはや時代に合ってきていないのではないかと感じています。

 

不登校・ひきこもり、これからも重要なテーマとして扱っていきます。

男女共同参画推進法の自主学習会に参加

男女共同参画条例の学習会 @ゆうまつど 2019.7.27 (14人出席)

主催:まつど女性会議

 

1995年 北京女性会議 4万人の女性が世界から集結 女性差別撤廃条約 日本は批准するかどうか揉めたが結果的に批准。

しかしその両輪になる「選択的議定書」を同時に批准しないと具体性に欠ける仕組みになっている。

選択的議定書に批准しよう、と署名活動が始まっている。

 

1999年 男女共同参画社会基本法成立 「男女平等」にすべきである、という声が多かったが、成立させるために妥協 自民党の譲歩であった

 

日本では「家父長制度」がいまだに根っこにあるので、常に基本法に基づくことが大事である

 

例えば松戸市では、女性の昇格について何の基準もない。課長・部長のさじ加減次第。

やはり基準が必要なのではないか?

男女共同参画の第4次の評価は下がっている。

 

日本における男女平等はとても遅れているが、世界はどんどん変わっている

(それどころか、民主的な社会を目指してきたのに今は…)

一人ひとりが自分の行き方を持っていないと、簡単に飲み込まれてしまう

 

1999年以降、具体的な「措置」は、なされてきたのか?

 

1999年~2000年にかけて大きな事件があった。

かつて堂本知事の時。作るなら最高のものを作りたい、と知事の想いが。

自民党が最も抵抗したのは「生の自己決定」であった。例えばレイプをされ望まない妊娠をすることがある、などの配慮が必要と考えたが、

自民党:子どもを産むかどうかの判断を女性にさせたら女は子どもを産まなくなるじゃないか、と。

結局、変なものを作られるよりは無い方がマシである、と取り下げた…!

 

佐倉市や千葉市の条例はわりと良い。しかし松戸市でそれができるか?うっかりすると変なものになりかねない。

 

苦情の処理 被害者救済のために必要な措置を講じなければならない

 

<会場から>

1、なぜ条例がないか、と言えば”地方自治法14条”の縛りがある。計画だけなら市長決済だけで済むが、条例は議会の承認が必要になるので、なかなか条例化出来ないという事情がある。

 

LGBT  人権の問題、

ジェンダー 男女を理由に生きにくい社会にしてはいけない

 

家庭の問題も大きい。係長・課長の場数をたくさん踏まないと難しい面があるのだが、実際少ないのではないか?

 

2、平成16年に子育て支援を始めた時には、場すら無かった。働く女性が非常に増えた。女性管理職がビビるのもおかしい。男性の管理職だって同じじゃないの?

→30年も前の「庶務業務をどう捉えるか」のアンケート、男:玉手箱、女:あんなくだらないものはない、との答え。この差が興味深かった。

 

3、かつて女性会館と名乗っていた時代から女性センターと関わって長いのだが、条例があるのが当たり前と思っていたのでとても驚いた。

→女性センター設置条例によるもの。社会教育施設。男女不平等の社会だから「女性」を外せない。全国に「女性センター」の名前が残っている自治体もあるが、中には「ダイバーシティセンター」などと何を問題にしているのかわからないところも。

 

<食事しながら>

あらゆる統計を”ジェンダーの視点”で取ることが大事。男性女性それぞれの統計を出して、その理由を分析することだ大事

各課の男女の視点についての進捗状況、評価の冊子が1階にある(平成25年以降止まってしまっている)

 

余興:ハーモニカの演奏で、ふるさと、春日八郎、月の砂漠、夏は来ぬ、若者たちなど。それぞれがハモって楽しく♬

 

<次回は何をする?>

 町会の集まりに市長がきたが、見たら何でも男性。女性はお茶を汲んだりテーブルを用意したりする係。すごく男社会。女性が意見を言わない。変えていくのはとても大変。

本音で話せる空気を作っていけないか。

 PTA会長は最近女性が増えてきたが。

高校生までは女の子が活躍するのに、大学になったら”モテないから?”良い子ぶる傾向に…

農業委員会、過去議員が委員をできた時、佐藤けいこ議員が初めての女性の農業委員だった。

女性の農業者が委員になりたくても男性農業者から圧力がかかったりするという話があった。

 

…結局、次に何をするかどうか、はっきりした結論は出ず。


<感想>

女性の社会進出どの世界ランキング2018年版で、日本は110位。G7でダントツ最下位!!!

例えば、参議院議員選挙が終わったばかりですが、女性議員の比率は全体で22.9%、「女性活躍」を訴えている、当の自民党は17.7%で最下位。公明党もほぼ同じく17.9%。これって本気でやったろうとは思っていない証拠でしょう?

女性の方が優位だとか言ってるんじゃなくて、男女が同じくいた方がバランスが良いってことなんだと思うんです。

「おっさん政治」とか言われていますが、男性ばかりの議会は政策も偏っていきがちなんじゃないでしょうか。日本の未来のためにも、女性議員を積極的に増やすべきです。

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