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2020年1月19日 (日)

ヘイトスピーチをする人の心理

新年が明けました。
今年も宜しくお願いいしたします。
新社会党千葉県本部の新春の集いで、ジャーナリストの安田浩一さんからヘイトスピーチについて講演がありました。以下はそのメモです(写真が不鮮明でごめんなさい)。
なぜ、中国人や朝鮮半島の人たち、あるいは日本に住む韓国人の方に対して、あそこまでの憎悪があるのだろう。
私は中国人にも韓国人にも在日韓国人にも友達がいるけれど、普通に友達で、何とも思ったことはありません。
むしろ、知らない国で育った人との会話は、歴史観も含めて学びが多く、話をするのが楽しみだったけどな〜…


↑船橋市ぎの池沢みちよさんと。

2020年 新社会党千葉県本部・憲法を活かす会千葉県協議会 新春のつどい

参議院議員 小西洋之さんより
原則 停戦合意があること、先方の国の理解・同意を得ること、中立であること
しかし実体は…日本自衛隊はイランの情報を集めてアメリカに渡す任務を遂行することになっており、全く中立ではない。
桜を見る会は安倍首相の買収罪である。
それを安倍総理に真正面からぶつけていく。
ジャーナリスト 安田浩一氏のお話
「これでいいのか、日本の社会⁉︎差別と貧困、ヘイトで考える」
今や講演会で罵声が飛ぶのは当たり前になった。
票にならないことには取り組まない保守系議員。
ヘイトスピーチ解消法が成立したが、罰則規定はなく、実効性に乏しい。
「出て行け」「死ね」は下劣で低俗な言葉ではあるが、実はヘイトではない。しかし、ここに国籍や人種など属性を指して卑下することが加わるとヘイトスピーチになる。人種、国籍、障がい、LGBT…
2013年から新聞に初めてヘイト記事が登場した。それまでは全く存在しなかった。
2015年5月サンケイ
例えば西船橋で↓(写真)
「西船橋から中国人は出て行け!在日を追い出せ!」と、旭日旗やナチスの旗を掲げて練り歩く。
差別を無視し、容認し、関心を示さない日本こそが真の敵だ。
災害のたびに流布しているデマと流言。
「台風で中国人と在日には消えてほしい」「ドサクサに紛れて在日が井戸に毒入れてる」「中国人がコンビニ荒らした」…
Twitterでいくらでも検索できるし、削除されないまま。誰も罪に問われない。
ベストセラー作家 百田尚樹のひどい発言「中国ひどい、韓国とは国交断絶しろ、アイツらと戦争したい、人間のクズ」
90年代、気になり始めたのが外国人労働者
外国人実習生の取材がきっかけでヘイトスピーチに入っていった。
木更津の養豚場で働く中国人の事件。真面目に働いたが給料がめちゃくちゃ安い。
これ↑はある技能実習生の労働契約書(写真)
あり得ない時給…
技能実習生は"労働者"じゃないという勝手な理屈。
休む間もなく安月給。働き先を変えてほしいと訴えた。日本に来るために借金してきたが、この時給だと借金を返すだけで終わってしまう。彼は自殺未遂をおかす。
しかし技能実習生は転職できない仕組み。
雇い主は警戒し、騙して強制送還しようと試みたが失敗。揉み合いになり、彼はとっさに納屋から包丁を持ち出し、刺し殺してしまった。
懲役16年、現在府中刑務所に服役中。→出所したらどうなる?
技能実習生は、例えば…
*不平不満を言ってはいけない、
*携帯電話所持禁止、
*恋愛禁止(同居、結婚、妊娠、一切禁止)…
相手が外国人だから舐めくさっている。
経営者にこの現状の理由を聞くと、皆同じく「外国人だから」と答える。
洋服、野菜、水産、リネン…
ものづくりに関わる労働は殆ど外国人という実態。今彼らがいなくなったら日本は全く成り立たない。なのに外国人差別をしている日本という国。
3年間時給450円で働き続け、明日帰国するという日に逃げ出した中国人。通帳は3年間渡されなかった。帰国の前日に渡された通帳を見たら殆ど溜まっていなかった。名古屋、東京、茨城、栃木…
アンダーグラウンドで働く方がよほど稼げる実態。
農村を歩いていると目立ったため、職質を受けた。パスポートを見せろと言われて彼は逃げ、結局警官に撃たれて即死。
中国人の家族が裁判を起こす。
裁判所の前が騒がしい。聞くと「右翼が来ている」と。しかし街宣車はいない、特攻服いない…
若者、ベビーカーのママ、同い年ほどの男性、全く普通の人にしか見えない人たち。
不逞支那人を射殺せよ、と。
2チャンネルの呼びかけによって方々から集まった人たちだった。中国人の分際で日本を訴えた不届き者を許すな!と。
不法滞在外国人が怖いというイメージがあるようだが、実際には違う。目立つと自分が困るから、大人しく目立たなくしている。
記事にしよう、と持ちかけたが、どの出版社も乗らない。「こんなの一時的なもの。すぐに淘汰される。いつの時代にもバカはいる」
2016年 国連の差別撤廃条約
在特会、今や会員15,000人、案外高齢者が多い。
金持ち、公務員、教師もいる。
2013年中学生が参加していてビックリしたが、今では全く驚かなくなった。
これに対して体を張って闘った政党、労働組合は、ただの一つも無い。
ヘイトスピーチは「言葉の暴力」ではない。ただの「暴力」である。心をズタズタに引き裂かれる痛み。当事者はいつまでも傷を忘れない。
最も戦うべき相手は、
痛みを受ける当事者ではない自分。
傷つかない自分
であり、
先頭に立つべきなのは、その自分である。
あらゆる戦争は全て、差別から始まるからだ。
社会を地域を、人間の命を、良心を守るために。

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