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2020年6月23日 (火)

DVは人権の問題

スペースニコ(総会)講演会 2020.6.21@女性センターゆうまつど

松戸市内でDV被害者のシェルターを運営している、スペースニコの総会に出席しました。
写真は代表:船橋邦子さんの挨拶の場面。

以下はそのメモです。
講演者は、
ウェルク Women’s Empowerment Center
女性ネット Saya-Saya
理事の田村伴子さん
内閣府→東京都→民間団体
コロナになり協力要請だけが来て、何も決まらない中動き始めた。
8747件 接続率9% ×9倍)
12779件 接続率23% 実際はその4倍ほど
○民間と行政の連携がどうであったか。
ステップゼロ
自分がDVを受けていると意識していない場合
助成金のある事業、ない事業がある。
ステップ1
思春期の年代を対象にしたLINE相談を始めた。学生からの協力を得た。予想以上にLINE相談が多い。LINEの場合には割とすぐに返信。それ以外は内容を精査した上で返信。
ステップ2
安心・安全を得る
民間の強みと行政の強みをうまく使い分ける。
危険を伴うケースの場合は行政に依頼
携帯のGPS機能を追跡不可にする研修
同行支援(行政と民間の連携)
2年かけて予算を2倍にしてもらった。
ステップ3(民間の強みの部分)
ステップハウス(行政の関わりは無いと思う)…スタッフが泊まっている場所もある。安心して居られる。
被害者と加害者両輪のプログラムが必要
被害者…トラウマ治療、自助グループ、自立支援プログラム、キャリアワークショップ(企業体験や面接体験)、母と子どもの夏のプログラム(大学生の支援)、てらこや(食事は地域の人からの支援)、
加害者…更生、良い親になるためのプログラム
連盟のためのアセスメントが必要
①緊急度
②危険度・困難度
③時間枠
それぞれをつなぐガイドライン的なものを作っていこう。
SayaSayaは、江戸川区の新設児相の中に女性相談窓口を位置付けた(多分全国初)。
チーム支援の好事例
行政、民間…(メモし切れない〜)
1、複眼 チームとしての支援
2、長期的視点
3、支援チーム全体をコーディネート
地域⇆司法⇆医療⇆ソーシャルサービスシステム
行政は予算を持っている、法的根拠の構築、さまざまな面で力がある。言語や判断、システムの違いが。
しかし、やれない理由を探す。直ぐに対応出来ない。
民間は曖昧さやコンプライアンスが無いなど組織としての問題が。助成金の申請などに必要になる。
ローカルルールを超えてグローバルスタンダードへ❗️
〈質問、意見コーナー〉
松戸に児相を引っ張ってくる、そこに女性相談窓口を。府中市では行政が親子同行支援をしている(松戸市も似ている)。オープンダイアログを学んだ相談員を児相に置くのが良い。
男女共同参画課と子ども家庭相談課、のように別々なことが多い。東京では?
→全くべつ。しかも資格が無いと会議室に絶対入れてくれない。同行しないと様々な手続きが出来ない人がいる。同行支援は1人に2時間かかることもある。
民間団体がケース会議に入る例はあるか?
支援の考え方…行政はその先を見られないので、それが得意な民間団体が担うなど、そういう繋がり方
法律で"DV罪"が定められていないので、強制的に受けさせることが法的に少ない。
性犯罪プログラムは行政が仕組みを持っている。
指導する側の育成が必要だ。
コロナ自粛で表面化した物をどう社会が受け止めるか。
構造的な問題だという認識が必要、まさに人権問題である。
<感想>
女性センター長や子ども家庭相談課の職員も参加され、熱心に学んでおられました。
社会的な問題とDVは密接に関わっていることが多いと思うので、関係する課同士の連携、民間団体との連携、様々な連携がここでも必要なのだとつくづくわかりました。行政は連携が苦手なところがありますが、働きかけ続けたいと思います。

2020年6月20日 (土)

6月議会、終わりましたけど…

今日は6月20日土曜日、現在午後4時近くです。

いかがお過ごしですか?
昨日は肌寒いくらいでしたが、今朝は久しぶりに爽やかなお天気です。
近所から鳥のさえずりが聴こえ、癒されました。
さて、松戸市6月定例会は18日が最終日でした。
新型コロナウイルス対策で行政側の業務が逼迫していることを考慮して、予定より早く終わらせることになりました。
が、色々ありました。
 
10日(水)11時辺りから私の一般質問の予定でしたが、議会が止まり(理由は後述)、結果として4間待たされてしまいました。せっかく傍聴に来てくださった方々には本当に申し訳ありませんでした💦
 
議会開始前に代表者が話し合う議会運営委員会において、議場でーシャルディスタンスを取ろうということに決まりました。具体的には、議員をA班B班それぞれに分け、座席を一つ置きに座る形をとることに。しかし2名の議員が要請に従えないと主張し居続けました。控えていると議員の権利が行使できない可能性があるという理由だったようですが、議会運営委員会でその点はきちんと担保しようと合意したと聞いています
 
さらに、そのことで議長が頭に血が上ってしまったのか会議の開会宣言(「○日目の会議を始めます」のような)をせず、重ねて議会事務局もその指摘をしないまま、本会議が進んでしまったのです😵
滅多に無いことですが、人間ですから間違えたり忘れたりすることはあるのでしょうね。
 
2人の一般質問が終わり、休憩後に私の番が来る予定でしたが、そこからその2つの対応について協議が始まったらしく本会議は止まったままになり…
待ち続けること4時間!疲れました〜。
 
(ちなみに、その翌日は、私と同じ日に一般質問をした山中議員の発言に対する動議が出され、その対応をめぐり、またもや3時間待ちでした。前日の発言に対して翌日動議?これもおかしな話です)
 
しかし、以上の話って本質的な問題から外れる話だと思うんですよね…
政策的な議論が白熱して会議が延長するようなら大いに胸を張れるのですが。
 
 
というわけで、長い前置きになり申し訳ありません。
私の一般質問について話します。
今回は30分しかなかったので、一番聞きたかった「一斉休校」を中心に取り上げました。
 
一斉休校に至った根拠について。
2月末に国から突然の要請があり、混乱した中だったので責められないとも思いましたが、一方で、今回の判断を検証・分析しておく必要があると考え、問題提起したいと思いました。
 
なんと、私が議員になって、多分初めて教育長が答弁しました(!それもどうかなと思いながらですけど)。
 
第一質問では、一斉休校に至った根拠について教育長は「国から突然の要請により庁内に設置された対策本部会議で決定した。このような場合には自治体の意思に委ねざるを得ないが、教育委員会の独立性も大切にしていく」と答弁(最初は教育の独立性より自治体の判断が上回るという内容でしたが変えてもらいました)。
 
第二質問では、3点聞きました。
1、安倍首相の休校要請は違憲・違法であると様々な識者が指摘しているが、実際にはどう受け止めたか。
教育長:教育の独自性も大事だが、感染対策においては、自治体全体として動くしかない。教育の独自性を上回るものである。(←質問に答えなかったし、教育の独立性は二の次との本音が。)

2、教育委員には医師がいるが、教育委員に対し意見を聞いたか、或いは討議はしましたか。
教育長:休校前に意見を聞いたことはあったが、休校に関しては聞いていない。

3、休校するのに1週間必要、などの考えは無かったのですか。
教育長:休校要請までに2日間あった。さらに半日取った。

私からはこれ以上質問せず、「批判したくて言っているのではなく、検証・分析をすることが次の対策に活きると思っている」「現場の教員の声、子どもたちの声に耳を傾けて欲しい」など、まとまらないことを発言して終わりました。

教育の独立性は、過去の戦争から日本が学び、確立させたものです。この理念は忘れないで欲しいです。
でも、教育長は自治体判断が上回ると答えました。「この事態にそんなこと言っている場合じゃない」と言いたげな印象…
それに、現場の先生の声を反映させているとは到底考えられません。一斉休校するのに2日半あった(のだから十分でしたよ)と?現場がどんなに混乱したか把握する必要も感じていないのでしょうか。
本当に残念だと思います。
 
新型コロナウイルス対策として、小中学校では運動会や体育祭、林間学園が中止、高校では加えて文化祭が中止になっています。授業日数の確保もしなければならず、事情があるのは分かります。
しかし、せめて形式だけでも生徒と意見交換する機会を設けて欲しかったと思います。
主役は子どもたちなのです。
 
国連で「子どもの権利条約」が採択されてから、昨年は30年の年でした。日本は諸外国よりも遅れて批准したので25年。子どもに保障された4つの権利「生きる」「育つ」「守られる」「参加する」が守られない条約違反の状態が、日本では当たり前な気がしています。特に「参加する」の部分は教育委員会が大きく関わっています。意識を変えて欲しいと働きかけを続けたいと思います。

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