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2022年4月28日 (木)

息子が不登校になったら?私の場合はこうでした<その3>

(その3)その3も長いです。

                        

「頑張れていない」

本人はそう思っていますが、実は「学校に行かれない」こと自体、

すでに非常に相当頑張っている=心の負担になっていることが

周囲には伝わりません。

家族でさえそれを理解できないことが多いと思います。

良くあることですが、夢中でゲームをしたりするので、

見た目には遊んでいるように見えるのです。

                        

我が家の場合も、夫も娘も初めは理解できなかったと思います。

夫は「学校に行け」と怒っていたし、

娘も「逃げてるだけ」と言っていましたから。

 

けれどもそうではないのです。

不登校の生徒は、学校に行かれなくなった時点で、心の中の

”エネルギーのプール”はほぼ空っぽの状態です。

本人は、決して遊びたくて遊んでいるわけではありません。

うちの息子は最初レゴブロックに夢中でした。

そしてピースが足りなくなると、

私のiPadでゲームをするようになりました。

言わば、心の穴埋めを必死で行っていると言えばいいのかな…

「目が悪くなるから夜中はやめよう」と伝えましたが、

特に止めませんでした。

必要なことをしているのではないかと思ったからです。

                          

本人がその心理を周囲に的確に伝えるのは容易ではありません。

「学校に行かれない」状況を伝えることはとても難しいと感じます。

また、大抵の人は、学校に行かれないなど経験したことがないので、

なかなか理解できません。

本人は頭では

「学校に行きたい」「学校に行かなければならない」

と思っている。けれども、体が拒否して「行くことができない」。

子どもはその状況を上手に親に説明することができません。

                       

「怠けてるんじゃないの?」とも良く言われます。

でもね、決して怠けているんじゃありません。

本人は頑張りたいと思っても、

体と心が思うようにならない状態なのです。

                              

もし、このブログを読んでいる保護者で子どもが不登校になった、

あるいはなりがちだという方は、まずはあなたのお子さんを

じっと観察し、ありのままに受け入れてみることから

始めてほしいです。

                           

私が息子に時々伝えていたのは

「学校に行けないあなたも、学校に行けるあなたも、

あなたであることに変わりはない」

ということと、

「一緒に考えていこう」

ということでした。

                      

中には親に暴力を振るう子がいます。

「暴力を振るわないと心が保てないほど傷ついた状態」

になっているのではないか。

私はそう考えています。

でも、親としては辛いですよね。

もしお子さんに言えそうだったら

「辛いんだね」「苦しいんだね」                             

と声をかけてみてください。

まずはお子さんの状況を受け止めることから

始めてみてください。

                    

親自身の心を癒すには、同じ思いの親同士が話す

自助グループがおすすめです。

私もいずれ自助グループを立ち上げたいと考えています。

不登校の子を持ったもの同士じゃないと、なかなか通じないですから。 

                         

(その4に続く)

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