公共施設再編検討特別員会の委員を引き継ぎ、初めての委員会でした。が💢
傍聴者が多かったような感じでしたね。
それが執行権というなら、
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令和4年度 病院事業会計補正予算第一回に反対しました
(担当委員は立憲民主党の戸張ともこ議員です)。
議案書は以下↓↓
議案の内容は、2年後に閉鎖する東松戸病院の「緩和ケア病棟」を
総合医療センターに移転する、というもの。
21億円もかけて建設するそうです。
①閉鎖してから新しく開設するまで1年半開く。
②緩和ケア病棟は東松戸病院唯一の黒字経営である。
③総合医療センターの20床を緩和ケア病棟に移動させる。
などと説明を受けました。
しかし、これらの説明には納得できませんでした。
①緩和ケア病棟が重要な施設なので移設する、
と言いながら1年半も開くってどういうことですか?
②緩和ケア病棟が黒字で、民間病院の公募をしているのなら、
緩和ケア病棟も作ってもらうことを条件にできるのでは?
その方がよほど税金を使わずに済むではないか。
(実は先の一般質問で、公明党の織原議員の質問に対する
執行部の答弁で知りました。私たちには全く知らされて
いなかった内容でビックリしましたが)
緩和ケア病棟が「黒字」と言っても、それは減価償却が無いから
であって、総合医療センターに21億円もかけて造れば黒字にならない
はずです。
しかし、私が特に酷いと思ったのは②です。
私が議員になるだいぶ前のことですが、
病院の現地建て替えか、移転か、病院建て替え問題で市長になった、
現市長本郷谷さん率いる執行部と議会が揉めに揉め、
紆余曲折の結果、ようやく千駄堀に600床(ベッド)の病院を
移転建て替えすることで決着しました。
その時に議会は付帯決議(賛成するけど条件があるよ、というもの)
を提出しています。
https://www.city.matsudo.chiba.jp/gikai/kaigi_kekka/giinteisyutsugiann.files/1410gatugiin28.pdf
本郷谷市長は450床を主張していたけれど、
医師会と議会の多数派は600床を主張し、そこに落ち着いた
そうです。
2017年、総合医療センターの内覧会に行った時、何を自慢
されたかってまさにその一度も開いていない小児医療の部分
でしたよ。
(内覧会で。懐かしいな〜。京さんと撮ったっけ♪)
総合医療センターは、小児医療に力を入れていくのだ、と。
ところが、一度も開いたことがないベッドが44床もある、
というのは?
「医師が集まらないんです」というのが病院側の説明で、
実際にそうだとしても「ちょうど良いや緩和ケア病棟に」
って??それは通りません。
投資した莫大な税金について、一体誰が責任を取ると
いうのでしょうか。
「病床数の目論みは外れました」
「莫大な税金を無駄に使ってしまいました」
と、市長自らが市民に対して謝罪すべき大きな問題です。
こんなこと、一般企業では到底通じない話では?
「売れると思っていっぱい仕入れたんだけど、
思ったより売れなかったんで〜」
って、上司が「ああそうかい」って許すはずないですよね??
まさか「市民はそんなこと分からないから」と??
そう思っているかどうかは分かりませんが、
そういう問題ではありません。
私は病床数をドサクサに紛れて緩和ケア病棟に移す、ということを
容認するわけにはいきません。
しかし、とても残念なのは、
付帯決議を出した議会がこの議案に賛成した、ってことです。
簡単に賛成しちゃいけないんじゃないでしょうか。。。