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2022年6月30日 (木)

公共施設再編検討特別員会の委員を引き継ぎ、初めての委員会でした。が💢





6月28日午後、公共施設再編検討特別員会が開催されました。
仲間の市議だった原ゆうじさんが委員でしたが、
市長選後は私にバトンタッチしました。
原さんのように上手くはできませんでしたが、
自分なりに頑張りました。
                           
傍聴者が多かったような感じでしたね。
新聞社が何社か、NHKも?入っていました
(う、記事をチェックし忘れた💦)。
日頃から議会をウォッチしてくれている皆さまに
加えて、私や会派の仲間のTwitter等を見て傍聴に
来てくれた方もいたのかもしれません。
                    
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
これまでを知らずに傍聴した方には、分かりにくかった
かもしれないですが、何か起きているんだな?と
思っていただけたでしょうか。
                    
さて、市議会ホームページには
・市庁舎検討の進捗について(報告)
・今後の進め方
・その他
となっています。
                          
まず、執行部からの説明
①前回第6回までに認識を共有できたもの/
 特別委員会からの指摘・疑問点の確認
②今後のスケジュール
③関東財務局に提出した「取得等要望書」
④市役所整備検討委員会(市の諮問機関)のスケジュール
                                                  
酷かったのは③です。
Photo_20220630003401
Photo_20220630003402
③は、松戸駅東口のイトーヨーカドーの裏手、
元法務局の跡地を「売ってください!」と国に対してお願い
するものですが、
この土地は、市役所を現地建て替えするか、
法務局の跡地に移転させるのか、まさに懸案になっている
土地です。
                     
これをなぜ私が酷いと思ったかと言うと、
その内容が、議会に行った説明と違うじゃないか!と
思ったからです。                              
                           
12月の公共施設再編検討特別委員会において市は、
「現地建て替えか移転かは、ゼロベースで考える」と説明しました。
3月議会の予算審査の際、市役所の移転先として最適と市が説明
している国有地の取得に関して、
用途を特定せずにまちづくり用地として取得したい」と市は説明し、
27億円のまちづくり用地取得費が可決、承認されました(私は反対)。
議員の中には「市役所に限定しないならば」と賛成した人もいたでしょう。
                                   
ところが関東財務局に対する、用地取得費の要望の「用途」には
市役所機能再編整備用地」と限定していたのです。
要望書が受理されたのは6月21日でした。が、その前日6月20日には
公共施設再編検討特別委員会が招集されていたにも関わらず、
市からの説明は一切ありませんでした。
                                 
(末松委員長に『知っていたのですか』と尋ねましたが
『提出することは聞いていたが』とだけ…。)
                                         
今議会の一般質問でも、私だけでなくミール議員からも
「ゼロベースとは?」と問い、たまたまフジテレビが取材のため撮影
していたので?市長自らが「市役所整備検討委員会の報告を議会の
特別委員会にしながら進めていく」答弁したばかりです。
                                 
この仕打ちは「議会を欺いた」ことになるのでは??
私には全く納得できませんでした。以下、私や他の人からの主な質問です
                                
Q: なぜ6月21日の提出になったのか
A: 来年3月の土地取得を考えるとこの時期に始めなければ間に合わなくなるため
Q: もし目的が市役所ではなくなった場合、国とはどうなるのか
A: 協議しないと分からない
石和田副市長:そうなれば3月の土地取得はできない
Q:大枠で予算を通し、手続き上は限定する、このやり方についてはどうか
A:執行権の範囲内だと考える
                                     
執行権の範囲内ですって⁈
そんな馬鹿な話があるでしょうか。
それが執行権というなら、何でもありになってしまいます。
(あー、ここ、キッチリ反論すべきでした!)
                                     
一方、市民クラブの中川議員は
何としてもあの土地を取得してもらいたい」
と熱弁していました。
土地の取得は議会で議決したのだから尊重します。
けれど、手に入るなら、議会を軽視しようが手続きが
どうであろうが手段はどうでもいい、とは思いません。
                                    
「庁舎整備検討委員会(市の諮問機関)の中間取りまとめが
9月に出たら、市役所の現地建替え/移転の比較表を提示し、
3月の土地取得を目指す。これからも丁寧に説明していく。」
と何度も言いながら、現実は乱暴に、強引に、進めていく
市長のやり方に、改めて怒りを覚えました。
                          
保守系の議員の中には「『法務局の跡地に市役所を移転します』とは、
市は言っていないじゃないか」という意見を言う方もいるのですが、
私はそういう問題ではないのでは?と考えます。
「3月議会では、用途を限定せずに取得費を承認していただきましたが、
国からの要請でそうはいかなくなったので、限定させてください」と
特別委員会に説明するか、議会との折り合いがついていないことを国に
説明して柔軟に対応してもらうか、9月の中間答申が出てから要望するか、
とにかく説明が無いまま手続きしたのは問題が大き過ぎる!と
私は思うのです。
                                                                                  
特別委員会では、私の力不足もあったけれど…
虚しく、落ち込みました。
                        
しかし諦めてしまったら未来の人たちに申し訳ないですからね。
これからも、もちろん頑張ります✊‼️
                       
                         

2022年6月27日 (月)

健康福祉常任委員会で反対した議案について

令和4年度 病院事業会計補正予算第一回に反対しました

(担当委員は立憲民主党の戸張ともこ議員です)。

                        

議案書は以下↓↓                         

https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisei/soumu-saiyou/sigikai/reiwa4nen6gatsugian.files/giandai8gou.pdf

                            

議案の内容は、2年後に閉鎖する東松戸病院の「緩和ケア病棟」を

総合医療センターに移転する、というもの。

21億円もかけて建設するそうです。

                       

①閉鎖してから新しく開設するまで1年半開く。

②緩和ケア病棟は東松戸病院唯一の黒字経営である。

③総合医療センターの20床を緩和ケア病棟に移動させる。

などと説明を受けました。

                        

しかし、これらの説明には納得できませんでした。

①緩和ケア病棟が重要な施設なので移設する、

と言いながら1年半も開くってどういうことですか?

                         

②緩和ケア病棟が黒字で、民間病院の公募をしているのなら、

緩和ケア病棟も作ってもらうことを条件にできるのでは?

その方がよほど税金を使わずに済むではないか。

(実は先の一般質問で、公明党の織原議員の質問に対する

執行部の答弁で知りました。私たちには全く知らされて

いなかった内容でビックリしましたが)

                   

緩和ケア病棟が「黒字」と言っても、それは減価償却が無いから

であって、総合医療センターに21億円もかけて造れば黒字にならない

はずです。

                   

しかし、私が特に酷いと思ったのは②です。

私が議員になるだいぶ前のことですが、

病院の現地建て替えか、移転か、病院建て替え問題で市長になった、

現市長本郷谷さん率いる執行部と議会が揉めに揉め、

紆余曲折の結果、ようやく千駄堀に600床(ベッド)の病院を

移転建て替えすることで決着しました。

その時に議会は付帯決議(賛成するけど条件があるよ、というもの)

提出しています。

                https://www.city.matsudo.chiba.jp/gikai/kaigi_kekka/giinteisyutsugiann.files/1410gatugiin28.pdf

                             

本郷谷市長は450床を主張していたけれど、

医師会と議会の多数派は600床を主張し、そこに落ち着いた

そうです。

2017年、総合医療センターの内覧会に行った時、何を自慢

されたかってまさにその一度も開いていない小児医療の部分

でしたよ。

Img_2311

(内覧会で。懐かしいな〜。京さんと撮ったっけ♪)

                           

総合医療センターは、小児医療に力を入れていくのだ、と。

ところが、一度も開いたことがないベッドが44床もある、

というのは?

「医師が集まらないんです」というのが病院側の説明で、

実際にそうだとしても「ちょうど良いや緩和ケア病棟に」

って??それは通りません。

投資した莫大な税金について、一体誰が責任を取る

いうのでしょうか。

                           

「病床数の目論みは外れました」

「莫大な税金を無駄に使ってしまいました」

と、市長自らが市民に対して謝罪すべき大きな問題です。

                       

こんなこと、一般企業では到底通じない話では?

「売れると思っていっぱい仕入れたんだけど、

思ったより売れなかったんで〜」

って、上司が「ああそうかい」って許すはずないですよね??

                        

まさか「市民はそんなこと分からないから」と??

そう思っているかどうかは分かりませんが、

そういう問題ではありません。

私は病床数をドサクサに紛れて緩和ケア病棟に移す、ということを

容認するわけにはいきません。

                              

しかし、とても残念なのは、

付帯決議を出した議会がこの議案に賛成した、ってことです。

簡単に賛成しちゃいけないんじゃないでしょうか。。。

                                

                               

2022年6月10日 (金)

大変!先日の雹(ヒョウ)で矢切のキャベツと矢切ネギの苗が大打撃!!


先日の雹(ヒョウ)で、農作物が大変な被害に
遭ったことを知った。特に下矢切のキャベツ畑と
矢切ネギの苗が大打撃と聞きました。

                           

とにかく見に行かなきゃと思い、
松戸市議会議員の皆さんに
「一緒に見に行きませんか⁈」と緊急の呼びかけをしました。
(とは言え、会えずに呼びかけ切れなかった議員も…すみません)。
                              
緊急にも関わらず、千葉県議の秋林たかしさん、
小沢あけみ市議、深山能一市議、松尾ひさし市議、
鈴木ともあき市議、DELI市議、が来てくれました✨✨

                        
                         

同じ矢切の耕地なのに、
上矢切より下矢切が圧倒的にやられたそうです。
キャベツはほんの一部が救われただけで、ほとんどが廃棄…😞Photo_20220610174201 

                           Photo_20220610174202

下矢切地域は農家さんが元気な方で、専業農家も多いのです。

                        

市も現場に急行し、対応を検討したそうで、

子ども食堂で使ってもらえないか、

上を切り落として格安で売れないか、、、

しかし雹→雨で、畑のぬかるみが
収まっていない場所には
機械が入れられない。だから収穫することも
畝る(耕す)こともできなかったそうです。

                         

写真をご覧いただくと分かるかと思うのですが、
キャベツはまるで機関銃で撃たれたかのように
穴が開き、傷が茶色くなっています。
何枚も葉を剥いたら、ようやく傷が無くなりました。
しかし、葉っぱを剥くような人件費は
かけていられないのです。
Photo_20220610174203

                     

今、肥料代が高騰し大変なので、
キャベツに高値が付いていたので、農家さんは、
売り上げを肥料代に当てようと考えていたとのことです。

                          

このキャベツを作るためにも様々な
投資をしているのだが、この天災で
回収できないどころかマイナスに…

                 
                    

一方で、矢切ネギの苗も。
雹で青い部分がちぎれて周囲に飛び散っています。

初めて知ったのだが、長ネギは青い部分で
栄養分水分を摂るのだそう。
Photo_20220610174301                          
だからそこをやられてしまうと、生育に影響が出るのです。

                         
何とかリカバリーは可能だが、今年の冬の収穫が
11月に出来るかどうか…と落胆の声を聞きました。

これから、肥料やら殺菌剤やらネギの苗を手当てしていく
とのことだが…こんな大打撃は初めての経験で、
やってみないと分からないそうです。

Photo_20220610174302                       
                    

それで、肝心な行政からの支援策だが、
はっきり言って「無い」とのこと…。
個人が掛ける収入保険というのがあるが、
あくまでも年間収入が何割減ったら云々、
というものらしいです。

                           

緊急支援のクラウドファンディングが
立ち上げられないかと商工振興部に尋ねたら、
千葉県に対応を尋ねている最中なので、
回答を見極めた上でできるか検討していくとのことでした。

                           
                           

こんな「自己責任」農業は、副収入でもない
限り続けるのは大変です。
跡継ぎがいないのもわかるというものです!

食糧を国内で賄えるよう、政治がきちんと
考えなければならない問題だと思います。

                    

とにかく緊急支援を考えなければ。
Photo_20220620080801
                        

あ、最後の写真は、矢切の田んぼアート⁉️

らしいので、ご紹介😚

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