公共施設再編検討特別員会の委員を引き継ぎ、初めての委員会でした。が💢
6月28日午後、公共施設再編検討特別員会が開催されました。
仲間の市議だった原ゆうじさんが委員でしたが、
市長選後は私にバトンタッチしました。
原さんのように上手くはできませんでしたが、
自分なりに頑張りました。
傍聴者が多かったような感じでしたね。
新聞社が何社か、NHKも?入っていました
(う、記事をチェックし忘れた💦)。
日頃から議会をウォッチしてくれている皆さまに
加えて、私や会派の仲間のTwitter等を見て傍聴に
来てくれた方もいたのかもしれません。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
これまでを知らずに傍聴した方には、分かりにくかった
かもしれないですが、何か起きているんだな?と
思っていただけたでしょうか。
さて、市議会ホームページには
・市庁舎検討の進捗について(報告)
・今後の進め方
・その他
となっています。
まず、執行部からの説明
①前回第6回までに認識を共有できたもの/
特別委員会からの指摘・疑問点の確認
②今後のスケジュール
③関東財務局に提出した「取得等要望書」
④市役所整備検討委員会(市の諮問機関)のスケジュール
酷かったのは③です。
③は、松戸駅東口のイトーヨーカドーの裏手、
元法務局の跡地を「売ってください!」と国に対してお願い
するものですが、
この土地は、市役所を現地建て替えするか、
法務局の跡地に移転させるのか、まさに懸案になっている
土地です。
これをなぜ私が酷いと思ったかと言うと、
その内容が、議会に行った説明と違うじゃないか!と
思ったからです。
12月の公共施設再編検討特別委員会において市は、
「現地建て替えか移転かは、ゼロベースで考える」と説明しました。
3月議会の予算審査の際、市役所の移転先として最適と市が説明
している国有地の取得に関して、
「 用途を特定せずにまちづくり用地として取得したい」と市は説明し、
27億円のまちづくり用地取得費が可決、承認されました( 私は反対)。
議員の中には「市役所に限定しないならば」と賛成した人もいたでしょう。
ところが関東財務局に対する、用地取得費の要望の「用途」には
「 市役所機能再編整備用地」と限定していたのです。
要望書が受理されたのは6月21日でした。が、その前日6月20日には
公共施設再編検討特別委員会が招集されて いたにも関わらず、
市からの説明は一切ありませんでした。
(末松委員長に『知っていたのですか』と尋ねましたが
『提出することは聞いていたが』とだけ…。)
今議会の一般質問でも、私だけでなくミール議員からも
「ゼロベースとは?」 と問い、 たまたまフジテレビが取材のため撮影
していたので?市長自らが「 市役所整備検討委員会の報告を議会の
特別委員会にしながら進めて いく」答弁したばかりです。
この仕打ちは「議会を欺いた」ことになるのでは??
Q: なぜ6月21日の提出になったのか
A: 来年3月の土地取得を考えるとこの時期に始めなければ間に合わな くなるため
Q: もし目的が市役所ではなくなった場合、国とはどうなるのか
A: 協議しないと分からない
石和田副市長:そうなれば3月の土地取得はできない
Q:大枠で予算を通し、手続き上は限定する、 このやり方についてはどうか
A:執行権の範囲内だと考える
執行権の範囲内ですって⁈
そんな馬鹿な話があるでしょうか。
それが執行権というなら、 何でもありになってしまいます。
それが執行権というなら、
(あー、ここ、キッチリ反論すべきでした!)
一方、市民クラブの中川議員は
「 何としてもあの土地を取得してもらいたい」
と熱弁していました。
土地の取得は議会で議決したのだから尊重します。
けれど、手に入るなら、議会を軽視しようが手続きが
どうであろうが手段はどうでもいい、 とは思いません。
「庁舎整備検討委員会(市の諮問機関) の中間取りまとめが
9月に出たら、市役所の現地建替え/ 移転の比較表を提示し、
3月の土地取得を目指す。これからも丁寧に説明していく。」
と何度も言いながら、現実は乱暴に、強引に、進めていく
市長のやり方に、 改めて怒りを覚えました。
保守系の議員の中には「『法務局の跡地に市役所を移転します』とは、
市は言っていないじゃないか」という意見を言う方もいるのですが、
私はそういう問題ではないのでは?と考えます。
「3月議会では、用途を限定せずに取得費を承認していただきましたが、
国からの要請でそうはいかなくなったので、限定させてください」と
特別委員会に説明するか、議会との折り合いがついていないことを国に
説明して柔軟に対応してもらうか、9月の中間答申が出てから要望するか、
とにかく説明が無いまま手続きしたのは問題が大き過ぎる!と
私は思うのです。
特別委員会では、私の力不足もあったけれど…
虚しく、落ち込みました。
しかし諦めてしまったら未来の人たちに申し訳ないですからね。
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