夢をあきらめないで! 「松戸市子どもの未来応援基金」が設立されました✨✨
松戸市議会6月定例会に上程された議案の中に、
「松戸市子どもの未来応援基金」
というものがあり、全会一致で可決され、
基金が設立されました。
(次回の議会レポートのウラ面にも書きました)
基金設立のきっかけは、市内の篤志家の方が
「生活に困っている子どものために使ってほしい」
と、なんと6,000万円もご寄付くださったことだそうです!
基金は、①子どもの居場所を小学校区に1か所設置を
目標にし、その立ち上げと継続の支援に充てる。
②学びと自立への支援、等に使われる予定です。
子どもの貧困の実態
2021年のクリスマスの日、内閣府より
「令和3年 子供の生活状況調査の分析 報告書」
https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/chousa/r03/pdf/s1.pdf
が発表されました。
初めて全国の親子を対象に調査をしたそうです。
それによると子どものいる8世帯に1世帯が
生活に困窮している実態がある、と…!
東洋経済オンラインの記事↓↓↓
https://toyokeizai.net/articles/-/508546
ベネッセ教育情報サイト↓↓↓
https://benesse.jp/kyouiku/202201/20220125-1.html
今回設立された基金のことを議会レポートに書くために
改めて子どもの未来応援担当室の職員と話しましたが、
なるべく早く制度設計をして、何らかの支援に繋げたい
という気持ちが伝わってきました。
ただ、基金をどうやって活かすかは、結構多角的な視点が
必要そうです。
子ども食堂の立ち上げや継続支援の制度は比較的作り
やすいでしょうけれど、もし給付型奨学金を作れば早く
基金が枯渇してしまうでしょうし、貸し付ければ借金
をさせることになるでしょう。ここは知恵が要りそう。
日本が「子どもの権利条約」を批准してから28年経って
いますが、子どもの権利は守られていません(断言)。
ユニセフ↓↓↓
https://www.unicef.or.jp/crc30/
多額のご寄付をいただけて「子どもの未来応援基金」が
設立され、素晴らしいと思う反面、本来の政治がその役割を
果たすべきなのに…と複雑な気持ちです。
けれども、
「夢をあきらめなくて良いよ」「人生はやり直せるよ」
そんなメッセージを松戸市が子どもたちに発信できたら
素晴らしいと思います。できるだけ早く支援制度が実行
できるよう、働きかけをしていきたいと思います。