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2022年7月25日 (月)

夢をあきらめないで! 「松戸市子どもの未来応援基金」が設立されました✨✨

松戸市議会6月定例会に上程された議案の中に、

「松戸市子どもの未来応援基金」

というものがあり、全会一致で可決され、

基金が設立されました。

(次回の議会レポートのウラ面にも書きました)

                       

基金設立のきっかけは、市内の篤志家の方が

「生活に困っている子どものために使ってほしい」

と、なんと6,000万円もご寄付くださったことだそうです!

                      

基金は、①子どもの居場所を小学校区に1か所設置を

目標にし、その立ち上げと継続の支援に充てる。

②学びと自立への支援、等に使われる予定です。

                                

子どもの貧困の実態

2021年のクリスマスの日、内閣府より

「令和3年 子供の生活状況調査の分析 報告書」

https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/chousa/r03/pdf/s1.pdf

が発表されました。

初めて全国の親子を対象に調査をしたそうです。

それによると子どものいる8世帯に1世帯が

生活に困窮している実態がある、と…!

                             

東洋経済オンラインの記事↓↓↓

https://toyokeizai.net/articles/-/508546

ベネッセ教育情報サイト↓↓↓

https://benesse.jp/kyouiku/202201/20220125-1.html

                                          

今回設立された基金のことを議会レポートに書くために

改めて子どもの未来応援担当室の職員と話しましたが、

なるべく早く制度設計をして、何らかの支援に繋げたい

という気持ちが伝わってきました。

ただ、基金をどうやって活かすかは、結構多角的な視点が

必要そうです。

                       

子ども食堂の立ち上げや継続支援の制度は比較的作り

やすいでしょうけれど、もし給付型奨学金を作れば早く

基金が枯渇してしまうでしょうし、貸し付ければ借金

をさせることになるでしょう。ここは知恵が要りそう。

                         

日本が「子どもの権利条約」を批准してから28年経って

いますが、子どもの権利は守られていません(断言)。

ユニセフ↓↓↓

https://www.unicef.or.jp/crc30/

                         

多額のご寄付をいただけて「子どもの未来応援基金」が

設立され、素晴らしいと思う反面、本来の政治がその役割を

果たすべきなのに…と複雑な気持ちです。

      

けれども、

「夢をあきらめなくて良いよ」「人生はやり直せるよ」

そんなメッセージを松戸市が子どもたちに発信できたら

素晴らしいと思います。できるだけ早く支援制度が実行

できるよう、働きかけをしていきたいと思います。                    

                           

                           

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