ドキュメンタリー「女性議員が増えない国で」
私が議員になった時、知識が足りなくて、女性議員が増えることがどうしてそんなに重要なのかほとんど分かっていませんでした。
今、あの時よりはずっと理解しています。
議会は社会の縮図が望ましい。
社会には実に多様な人が暮らしているのに、ほとんどの議会はそうなっていません。
一番軸になるのは男女比、その延長線上に、障がいを持った人や性的少数者、高齢の人、シングルの人、、、
様々な人が集まっているのが望ましいのです。
まあしかし、今の多くの議会はほとんど「男が作ってきた世界」になっているなーと思います。
Twitterでこんなドキュメンタリーを知りました。
テレビ朝日ドキュメンタリー「女性議員が増えない国で」
https://www.youtube.com/watch?v=Aneney6B6Sk
この中で、国民民主党の伊藤孝恵さんが初めての選挙の時
小さなお子さんを抱っこして移動していたら、年配の女性に
足を引っ掛けられ「このバカ親!」と叱責されたという告白をするシーンが出てくるのですが、ここ辛い…。
これで私も思い出したことがあります。
私の場合は議員ではありませんでしたが、
息子を抱っこして、娘の手を引いて、エスカレーターに乗ろうとしたら、娘が乗り損なってしまったのです。
「ごめんね、そこで待っててね」
と声をかけたら、娘の後ろにご年配の女性が怖い形相で私を睨み
「あんたが悪い!!!」
と怒鳴りました。
切なかった…
私がもしあの女性の位置にいたら、母親である私にこう言います。
「お母さん大丈夫よ、連れて行くから上で待ってて」。
そして娘の手を引いて、母親に渡します。
「母親になって後悔してる」という書籍が話題だそうですが、
出来なくて当たり前なんですもん、初めて母親になるんだから…
優しくしてあげましょうよ〜
「まいっか」
って感じじゃダメですか?