松戸市二十歳の成人式→子どもミュージアムへ
9日は「松戸市二十歳の成人式」でした。
コロナ禍になってから、市内の学区を2つに分けて、午前と午後に行うようになっています。
私は午前中に行きました。
振袖をきた女性、スーツや袴を決めた男性…初々しい若者がたくさん。
久しぶりに会った友達との再会を喜び合う風景が見られました。
この人たちの未来が、キラキラと輝くものであってほしい。
その社会を作る責任を感じます。
きっと、ここに来られない人もいるのだろう。
着物を着れない新成人もいるはずだ…
そのことも私たち議員は忘れては行けないと思いました。
せっかく森のホールに行ったので、成人式が終わった後で、博物館に行ってきました。
「子どもミュージアム」
開催中です。
https://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse/tenji/index.html
私は、縄文土器の割れたレプリカを組み立てるところが楽しかったです。
見学に来ていた小学生くらいの女の子と一緒に組み立てました♪
大工道具の「さしがね(直角定規)」も昔の道具なのか〜
我が家に何本もあるけどなあ。
かまどの実物大模型もありました。かまどは、安いお米がコシヒカリみたいな極上ご飯になっちゃう優れものなんですよ✨
今年二十歳になった人は2003年生まれで152万人だそうです。
私が生まれた1965年は182万人だったので、30万人も減りました。
今年度の出生数は77万人ほどと言われます。
これはけっこうな衝撃です…
日本は放っておけば消滅する国ですよね。
岸田総理が年頭記者会見で「異次元の子育て政策」と言っていましたね。
あまりにも「超」異次元すぎて、正直言って笑ってしまったのだけど…
子どもを産んでも、民主党政権前にはあった「扶養手当」も、民主党政権が始めた「子ども手当」も、今は両方ともありません。
莫大な教育費(教育予算が先進諸国では考えられないほど少ないため)がかかります。
労働者の収入は増えないどころか、物価の上昇で実質的には下がっています。
労働者の4割以上が非正規雇用で働いていて、収入が少ないです。
派遣労働者、行政の会計年度任用職員などは、継続して雇ってくれないかもしれないという不安を抱えて働いています。
年金も減らされ、介護保険料は上乗せされる予定です。
防衛費43兆円を穴埋めするためには。どう考えても増税するでしょう。
それから、日銀の黒田総裁が実質上の金利の値上げをしました。
住宅ローンが増えるでしょうね(私は1世帯1戸のような政策には反対ですが、ここでは触れません)。
安心して子どもを産める条件なんか、
どこにも見当たらないじゃないかーーーーー
漠然とした未来への不安、経済的ゆとりが無い、
それを取り除けば子どもを産む人は増えるでしょう。
(ん?ちょっと待って。
ヨーロッパとかの、女性の就労率が高いのと子どもの出産数は比例している、
とか表面だけ真似して政策打ってきた??まさかねー…)
岸田さんとか政策を打つ側が、人生設計を理解して政策を考えてくれない限り、
この国の未来は無いのではないか?そう思えて仕方がありません。
男の人だけじゃ、良い政策は出来ないんじゃないかな。