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2023年2月13日 (月)

松戸 沖縄とつながろう会主催の映画上映会&講演会に参加しました

「また『沖縄が戦場になる』って本当ですか⁈」

三上智恵監督の「標的の島」上映と監督の講演会、午後の部に参加してきました。午前の部、午後の部ともそれぞれ4時間ずつの長丁場。スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした!

私は周囲の子育て中の方に声をかけてみましたが、皆さん土日ごとにお子さんの予定があるようで、参加できる人を見つけられませんでした。子育て中の人は本当に忙しい…

                               

<標的の島>

映画の中で文子おばあに三上智恵監督が「ブレないですね」と聴くシーンがあります。

文子おばあが、

「私がブレたら、戦争で死んでいった人たちに申し訳無さすぎるでしょう」

と答えた場面がとても印象に残っています。

                                  

過去の戦争で軍隊は住民を守る気なんか無かったことが暴かれています。なぜなら住民は、軍隊(兵隊)の動き見聞きした証言者になり得るからです。軍事機密は絶対ですから、もし敵に侵略された時、日本軍の島での動き(機密)を見た可能性、聞いた可能性のある住民を生かしておくわけにはいかないのです。

また、基地のある場所を攻撃するのが戦争のセオリーであることも。与那国島、石垣島、宮古島、それぞれに自衛隊の配備と軍事的な配備が進んでいますが、この状況こそ中国を刺激しているのではないか、と。

参考:琉球新聞WEBより

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/878163
                                    

                              

<三上智恵監督のお話>

2回目に観ると、心の刺さり方が全く違うと思いませんか?

「沖縄に応援に行かなくちゃ」と思わせるような映画にしたことを後悔。だって本当は皆さんの服に火が点いている🔥問題なのだから。

コロナになってから、市民はもちろん、機動隊の命も守らなければならず、睨み合いをする闘いはなくなった。

                          

辺野古基地の開所式3月16日に決まった。

                             

与那国島 沿岸監視隊が入る。

宮古島/石垣島  地対艦ミサイル/地対空ミサイル 陰謀論を信じる人も増えている。

                                 

しかし、キーン・ソード23  しか、本土の人たちは知らされていない気がする。

キーン・ソード23(防衛省資料より)

https://www.mod.go.jp/rdb/kyushu/topics/041215/topics2.pdf

                                 

NHK二ュース9 の報道が2回に渡り酷かった。

「与那国島は台湾から110kmしか離れていないことから」の説明を繰り返す。

台湾有事は中国の内政であって日本には無関係なことなどの前提には全く触れない。避難訓練の映像を繰り返し流していた(増田:言ってみれば、夫婦の痴話喧嘩に他人が分け入ろうとしているのが日本の状態ですよね)。

                                        

安保関連三文書のダメさ

①GDP2%の根拠がない。

②敵基地攻撃を前提にしている。

③侵攻が起きたら日本が責任を持って主体として対処すると明記されている。

④中国を「自らの利益のために秩序を作り変えようとする国」とならず者指定している。

完全に煽っている状態ではないか。

                                           

(お話の中で何度か出てきた言葉)

EABO(Wikipediaより)

遠征前進基地作戦(えんせいぜんしんきちさくせん; Expeditionary Advanced Based Operations,)は、アメリカ海兵隊が中心となって開発されている軍事コンセプト。敵の接近阻止・領域拒否に対して、その脅威圏内に前進基地を設置し、これを海軍海兵隊部隊の拠点として制海の支援などにあたるものとされる

                                       

MLR (読売新聞Webより)

米政府は、沖縄県に駐留する米海兵隊を25年までに改編し、離島有事に即応する「海兵沿岸連隊(MLR)」を創設すると表明した。台湾への軍事的威圧を強める中国への抑止力と対処力を強化する狙いがある。

                                               

訓練交付金?なるものが作られた。「安心して演習ができる自治体には交付金を出しますよ」というもの。

                                          

通信施設がある自衛隊基地は攻撃される可能性が高い。

2月28日、参議院議員会館にて石嶺かおりさんの裁判(産経新聞がウソの記事を書いて石嶺さんが名誉を傷つけられたと訴えている)結果報告がある。 

来られる人はぜひきてください。

                                       

オール沖縄では
対自衛隊となると一致するのが難しいこともあって、違う運動を作ってきた。
2月26日に県庁前でやる予定。

                                      

Jアラートの訓練はまさに”バケツリレー”に参加することだ。バケツリレーには全く意味はないが、意味ない訓練に参加する意味は反対する市民の排除であり捌け口である。

                                

もの言えない社会を作る一員になるな、ということ。

「見ざる・言わざる・聞かざる」になっちゃいけない。

                                       

すでに衣服に火が付いていることにまだ気づかない日本人。

かつて日本の愚かな戦争を止められなかったバカな大人たちより、今の私たちはもっとバカなんじゃないか?ここに来ている皆さんは「見ざる聞かざる」ではない。けどその先が重要。

私たちは「言わざる」にならないようにしよう。

                                          

………………

                                         

三上智恵監督は

「『新しいドキュメンタリーを』というリクエストをもらっているけど、実は私はしばらく映画を作っていない。だって敗北感の塊だから…

と、苦しい胸の内を語る場面もありました。現状を伝えたくて一生懸命やってきた監督だからこそ、強い無力感を感じているのでしょう。

                                                                         

会場の質問で「中国の脅威を考えると、ある程度の反撃能力はやむを得ないのではないか」という質問がありました。

                                

三上智恵監督は

「ある程度ってどの程度でしょうか。具体的なことを言えますか?『だから沖縄を犠牲にするのはやむを得ない』と言うんですか?それを言う前に、他の国の軍艦も航海している海峡のにわざわざ"中国の船が"と底だけを切り取って報道し、中国の目先で(アメリカが)軍事演習をして煽ってことは報道せず中国が威嚇したことのみを報道している現実をまず受け止めてください。その上でご意見があるようでしたらお手紙でもください」

というようなコメントをしていました。

                                                          

私は三上智恵監督のお考えに心から同意します。

                                     

岸田政権は、軍備に対する国民のコンセンサスを全く得ていないのです。議論は皆無に等しく、法的拘束力のない閣議決定で何でも決めている異常さを、もっと知らせていかないと。私たち、子どもたちの衣服に火が🔥いているってことを自覚しないと。

                                 
                             
私は市議ですが、こういう感覚を持っていることは重要だと思っています。
折に触れて「戦争反対」「戦争回避のための外交をしろ!」の声を挙げていきたいです。
                           
                                  
                                            

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