行政のデベロッパー化?
新松戸駅東側の区画整理事業は
問題だらけ
立て続けに新聞に報道された、松戸市が施行者となっている「新松戸駅東側地区土地区画整理事業」ですが、一部の地権者がまだ先行きを決められない中で強引に(非公開で)進めらています。 多数が通れば何でもOKのような政治が進められているのではないか?私は疑問に思っています。
あらかじめ申しておきますが、この地域が便利で安心して暮らせるようになることに対しては大賛成です。ただ、事業を見ていると、私には地域の困りごとを利用した大型開発にしか思えないのです。
*総事業費は181億円(建設費高騰で変わるかも?)
*隣接する都市計画道路は170m約16億円(事業者は東急建設)。道路が完成してもさらに4年間は車は通れないそうです。
*市の税金105億円でマンションを建設します。デベロッパーには92億円で譲る予定です(13億円の値引き)。
こんな税金の酷い使い方ってありますかねぇ…。
市施行の土地区画整理事業なので、私たち松戸市民の税金が使われます。土地区画整理事業はわかりにくいため市民の関心が低いと見込んでいるのか?市は全く市民説明会を開こうとしません。
我慢ならない!という市民有志が
説明会を開催します
そこで、市民有志による新松戸駅東側地区土地区画整理事業の内容や問題点を共有する会を開催することになりました。
《日 時》 11月24日(日) 10:00〜11:40
《会 場》 新松戸市民センター ホールにて
参加費無料 だそうです。 ぜひご参加ください。
以下は最近報道された新聞記事からの抜粋です。
①千葉日報の記事から抜粋↓
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1300517
松戸市が総事業費約181億円で進める新松戸駅東側地区土地区画整理事業について、一部対象地の土砂災害特別警戒区域指定などに伴い、14階建てマンション敷地の移動や宅地用土地面積拡大などを伴う大幅な計画変更が行われたことが11日、分かった。市の申請を受け、今年8月に県が認可。一方、一部地権者からは「説明が不十分」などと反発の声が上がっている。
②東京新聞 千葉版より一部抜粋↓)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/368194
JR新松戸駅東口前(千葉県松戸市幸谷)で市が進める土地区画整理事業に、高齢の地権者らが反発を強めている。市は新たにマンションを建設し、地権者らには今の住まいを立ち退く代わりにマンションの部屋と敷地の共有持ち分を与える。だが住み慣れた高齢者からは、工事中の仮住まいへ移る負担もあり「ここから追い出そうというのか」との声が上がる。
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市民の暮らしが厳しい中、知らないうちに税金がガシガシ使われていきます。絶対に必要なことだけに税金を使い"やりたいこと"には慎重になってほしいのです。英語で言えば、MustとWant、です。
Mustだけに絞ってほしいです。